Bootstrap 応答性の高いユーティリティ

 

Bootstrap 响应式实用工具

この記事では、Bootstrap フレームワークで提供される応答性ユーティリティについて説明します。これらのユーティリティを使用すると、さまざまな画面サイズに応じてページ要素を非表示にしたり、表示したりして、さまざまなデバイスに適応する応答性の高い Web ページを作成できます。

一、はじめに

レスポンシブデザインとは、PC、タブレット、スマートフォンなど、さまざまなデバイスで快適に閲覧できるように、Webサイトのレイアウトや表示を最適化する設計手法です。Bootstrap のレスポンシブユーティリティは、このレスポンシブデザインを実現するために役立つツールです。

二、表示属性

2.1 visible-*hidden-* クラス

visible-*hidden-* クラスは、特定の画面サイズで要素を表示または非表示にするために使用します。 * は、以下のブレークポイントのサフィックスを表します。

ブレークポイント 画面サイズ
xs Extra small: < 768px
sm Small: ≥ 768px
md Medium: ≥ 992px
lg Large: ≥ 1200px

これらのクラスを使用すると、要素の表示状態を簡単に制御できます。たとえば、 visible-md-up クラスを適用した要素は、中画面サイズ以上でのみ表示されます。

2.2 visible-*hidden-* の使用例


<div class="visible-xs">この要素は、エクストラスモール画面サイズでのみ表示されます。</div>
<div class="hidden-sm">この要素は、スモール画面サイズでは非表示になります。</div>

上記の例では、最初の div 要素は visible-xs クラスが適用されているため、エクストラスモール画面サイズでのみ表示されます。 2 番目の div 要素は hidden-sm クラスが適用されているため、スモール画面サイズでは非表示になります。

三、印刷属性

3.1 visible-print-*hidden-print-* クラス

visible-print-*hidden-print-* クラスは、印刷時に要素を表示または非表示にするために使用します。これらのクラスは、画面上の表示には影響しません。

3.2 visible-print-*hidden-print-* の使用例


<p class="hidden-print">この段落は、画面上でのみ表示され、印刷時には非表示になります。</p>
<p class="visible-print-block">この段落は、印刷時にのみ表示され、画面上では非表示になります。</p>

上記の例では、最初の p 要素は hidden-print クラスが適用されているため、印刷時には非表示になります。 2 番目の p 要素は visible-print-block クラスが適用されているため、印刷時にのみ表示されます。

四、まとめ

この記事では、Bootstrap のレスポンシブユーティリティについて解説しました。これらのユーティリティを使用することで、さまざまな画面サイズや印刷時に要素の表示状態を簡単に制御できます。レスポンシブな Web サイトを作成する際には、ぜひこれらのユーティリティを活用してください。

関連する質問と回答

Q1: 複数のブレークポイントを同時に指定することはできますか?

A1: はい、複数のブレークポイントを同時に指定できます。たとえば、 visible-sm-up visible-lg-down のようにクラスを組み合わせることで、スモール画面サイズ以上、ラージ画面サイズ未満で要素を表示できます。

Q2: レスポンシブユーティリティは、JavaScript を使用せずに要素の表示状態を切り替えることができますか?

A2: はい、レスポンシブユーティリティは、CSS のみで実装されており、JavaScript を使用せずに要素の表示状態を切り替えることができます。

Q3: レスポンシブユーティリティの詳細については、どこで確認できますか?

A3: Bootstrap の公式ドキュメントを参照してください。 https://getbootstrap.com/docs/4.3/utilities/display/