Azureの無料アカウントには制限はありますか？ 無料枠の制約と注意点
Azure無料アカウントの制限：利用期間と回数
1つのMicrosoftアカウントにつき1回のみ: 同じMicrosoftアカウントで、複数回無料アカウントを作成することはできません。既に無料アカウントを利用したことがある場合は、新たな無料アカウントを作成することはできません。12ヶ月間限定の無料サービス: 無料アカウントは、アカウント作成から12ヶ月間有効です。12ヶ月が経過すると、一部 の無料枠のサービスは利用できなくなり、継続利用するには有料プランに移行する必要があります。ただし、常時無料サービスは引き続き利用可能です。無料クレジットの有効期限: 無料アカウントには、一定額の無料クレジット（通常$200、30日間）が付与されます。このクレジットは、無料サービスの枠を超えた利用や、無料枠対象外のサービスに適用できます。クレジットは30日間で失効し、未使用分は繰り越されません。リソース使用量の上限: 無料枠で利用できるサービスには、リソース使用量の上限が設定されています。例えば、仮想マシン、ストレージ、データベースなどの使用量には制限があります。上限を超えると、クレジットが消費されるか、サービスが停止する可能性があります。一部サービスの利用不可: 一部のAzureサービスは、無料アカウントでは利用できません。例えば、サポートプランの購入、エンタープライズレベルのサービスなどです。電話番号の取得不可: 無料アカウントでは、電話番号を取得できません。一部のサービスでは電話番号が必要な場合があるため、注意が必要です。
Azure無料アカウント：利用可能なサービスと無料枠
常時無料サービス: 一部のサービスは、アカウントを保有している限り、制限付きで常に無料で利用できます。例えば、Azure App Service (Linux環境10インスタンスまで、Windows環境は1インスタンス、合計1GBストレージまで無料)、Azure Functions (Linux環境での関数アプリ100万実行、HTTPリクエスト100万件まで無料)、Azure Cosmos DB (Free Tier、400 RU/秒のスループットと5 GBのストレージまで無料) などです。12ヶ月無料サービス: アカウント作成後12ヶ月間、特定のサービスを無料枠の範囲内で利用できます。例えば、Azure Virtual Machines (特定のサイズ、リージョン。例：B1S、1インスタンス)、Azure Blob Storage (5GBまで無料)、Azure SQL Database (サーバーレス、2GBまで無料) などです。無料クレジット: 一定額のクレジット（$200）が提供され、無料サービスの枠を超えた利用や、無料枠対象外のサービスに適用されます。クレジットは30日間有効です。
Azure無料アカウント：無料枠の確認方法
Azureポータルにサインインします。 「サブスクリプション」を検索して選択します。 無料アカウントに関連付けられたサブスクリプションを選択します。(通常は「無料試用版」または「Free Trial」という名前です。) ページに、無料サービスの使用状況、残りのクレジット、各サービスの無料枠の上限などが表示されます。
Azure無料アカウント：無料枠を最大限に活用するためのポイント
利用状況の定期的な確認: Azureポータルで定期的に利用状況を確認し、無料枠を超過しないように注意しましょう。不要なリソースの削除: 使っていないリソースは削除することで、意図しない課金を防ぐことができます。特に、仮想マシンは停止していても一部課金される場合があるため、使用しない場合は削除することをお勧めします。予算とアラートの設定: 予算とアラートを設定することで、無料枠の超過や予期せぬ課金発生時に通知を受け取ることができます。
まとめ
さらなる情報
Azureの詳細や最新の情報については、以下の公式リンクを参照してください：
よくある質問 (QA)
Q1: Azureの無料アカウントを作成するにはどうすればよいですか？
A1: Microsoft Azureの公式サイトにアクセスし、指示に従ってサインアップすることで、簡単に無料アカウントを作成できます。
Q2: 無料アカウントの制限を越えた場合、どうなりますか？
A2: 無料アカウントの制限を超えて使用した場合、課金が発生する場合がありますので、注意が必要です。
Q3: 無料アカウントはいつまで使用可能ですか？
A3: 無料アカウントは、サインアップから30日間利用可能ですが、その後は利用可能な無料枠が適用されます。
その他の参考記事:azure 無料 枠