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コードの中のDDとは？
Webページを作成する際、HTMLを使ってコンテンツを構造化します。その中で、用語とその説明をリスト形式で明確に表示したい場合に便利なのが定義リストです。定義リストは
<dl>タグ、<dt>タグ、<dd>タグの3つを組み合わせて作成します。今回は、定義の説明を表す<dd>タグについて詳しく解説していきます。
<dd>タグとは
<dd>は "definition description" の略で、定義の説明を表すHTMLタグです。定義リストを構成する要素の一つであり、定義語を表す<dt>タグと対になって使用されます。具体的には、<dt>タグで定義語を記述し、その直後の<dd>タグで定義語に対する説明を記述します。
<dd>タグの使い方
<dd>タグは、定義リストを表す<dl>タグの子要素として使用します。基本的な構文は以下の通りです。
<dl>
<dt>定義語1</dt>
<dd>定義語1の説明</dd>
<dt>定義語2</dt>
<dd>定義語2の説明</dd>
<!-- 必要なだけ定義語と説明を追加 -->
</dl>
このように、<dt>タグと<dd>タグのセットを<dl>タグ内に記述することで、複数の用語とその説明をリスト形式で表示できます。一つの定義語に対して複数の説明を記述する場合は、<dd>タグを複数記述することも可能です。
使用例
例えば、Web用語集のようなコンテンツを作成する場合、以下のように<dd>タグを使用できます。
<dl>
<dt>HTML</dt>
<dd>HyperText Markup Languageの略。Webページの構造を記述するマークアップ言語。</dd>
<dt>CSS</dt>
<dd>Cascading Style Sheetsの略。Webページの見た目を定義するスタイルシート言語。</dd>
<dt>JavaScript</dt>
<dd>Webページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語。</dd>
</dl>
上記コードをブラウザで表示すると、以下のように表示されます。
- HTML
- HyperText Markup Languageの略。Webページの構造を記述するマークアップ言語。
- CSS
- Cascading Style Sheetsの略。Webページの見た目を定義するスタイルシート言語。
- JavaScript
- Webページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語。
まとめ
<dd>タグは、定義リストの中で定義語の説明部分を明確に示すための要素です。<dl>タグ、<dt>タグと組み合わせて使用することで、視覚的に分かりやすい定義リストを作成することができます。
参考資料
よくある質問
- Q1.
<dd>タグは<dt>タグなしで使用できますか？ - A1. いいえ、
<dd>タグは必ず<dt>タグと組み合わせて使用します。単独で使用することはできません。 - Q2. 一つの
<dt>タグに対して複数の<dd>タグを記述できますか？ - A2. はい、可能です。一つの定義語に対して複数の説明を記述したい場合、
<dd>タグを複数記述できます。 - Q3.
<dd>タグの中に他のHTMLタグを含めることはできますか？ - A3. はい、可能です。例えば、説明文の中で強調表示を行いたい場合は
<strong>タグや<em>タグを使用できます。
その他の参考記事:css dl dt dd 横並び flex