HTMLタグの中身は何を書く？
HTMLタグは、Webページの構造や意味をブラウザに伝えるためのものです。タグの中身には、どのような種類の情報なのかを示す要素名と、実際のコンテンツを記述します。ここでは、HTMLタグの書き方について詳しく解説していきます。
要素名でコンテンツの種類を指定する
HTMLタグは、開始タグと終了タグのペアで構成されます。開始タグには、要素名を記述します。要素名とは、そのタグが表すコンテンツの種類を示す名前です。例えば、
<title>タグは、Webページのタイトルを表します。<h1>タグは、見出しを表します。<p>タグは、段落を表します。
開始タグと終了タグでコンテンツを囲む
要素名は、開始タグと終了タグで囲みます。終了タグは、要素名の前にスラッシュ（/）を付けたものです。例えば、<title>タグは、</title>タグで囲みます。
<title>ページタイトル</title>開始タグと終了タグで囲まれた部分が、ブラウザにその種類のコンテンツとして認識されます。
属性で追加情報を指定する
タグには、属性と呼ばれる追加情報を指定することができます。属性は、開始タグの中に記述し、属性名と属性値のペアで指定します。例えば、<a>タグは、リンクを表すタグですが、href属性にリンク先のURLを指定することで、実際にリンクとして機能するようになります。
<a href="https://www.japanitguide.com">リンクテキスト</a>よく使うタグと属性
以下は、よく使うタグと属性の例です。
| タグ | 説明 | 属性例 |
|---|---|---|
<a> |
リンク | href, target |
<img> |
画像 | src, alt, width, height |
<p> |
段落 | なし |
<h1> - <h6> |
見出し | なし |
<ul>, <ol>, <li> |
リスト | なし |
<table>, <tr>, <td> |
表 | border, cellpadding, cellspacing |
まとめ
HTMLタグは、Webページを作成する上で欠かせない要素です。要素名と属性を理解し、適切なタグを使ってWebページを構築しましょう。
関連Q&A
Q1: タグの中に日本語を書いても大丈夫ですか？
A1: はい、問題ありません。ただし、文字化けを防ぐため、HTMLファイルの文字コードを適切に設定する必要があります。
Q2: 属性値は必ずクォーテーションで囲む必要がありますか？
A2: はい、属性値は必ずシングルクォーテーションまたはダブルクォーテーションで囲む必要があります。ただし、属性値にスペースや特殊文字が含まれない場合は、省略することも可能です。
Q3: タグの種類が多すぎて覚えられません。
A3: 最初は、よく使うタグから覚え、徐々にレパートリーを増やしていくことをおすすめします。また、Webサイト制作ソフトやオンラインエディタなど、タグの入力を補助してくれるツールを活用するのも良いでしょう。