HTML でできること、できないこと
HTMLは、Webページの骨組みを作るためのマークアップ言語です。文字や画像、動画などを表示したり、他のページへのリンクを貼ったりすることができます。しかし、HTMLだけでは、デザイン性を持たせたり、動きのあるページを作ったりすることはできません。
HTMLでできること
HTMLを使ってできることは、主に以下のとおりです。
- 文字、画像、動画、音声などを表示する
- 表やリストなどの構造化されたコンテンツを作成する
- 他のWebページへのリンクを作成する
- フォームを作成して、ユーザーからのデータ入力を受け付ける
- メタデータを埋め込み、検索エンジンにページの内容を伝える
例:画像とリンクを表示するHTML
<p>こちらはGoogleのロゴです。</p>
<a href="https://www.google.com/">
<img src="https://www.google.com/images/branding/googlelogo/2x/googlelogo_color_272x92dp.webp" alt="Googleロゴ">
</a>
上記のHTMLコードは、Googleのロゴ画像を表示し、クリックするとGoogleのホームページに遷移するリンクを作成します。
HTMLでできないこと
HTMLはあくまでWebページの構造を記述するための言語であり、以下のようなことはできません。
- 文字の色やサイズ、フォントなどを変更する
- ページにアニメーションや動きをつける
- ユーザーのアクションに応じてコンテンツを変更する
- データベースと連携する
- サーバーサイドの処理を行う
例:クリック時に画像を切り替える処理
HTMLだけでは、クリック時に画像を切り替える処理を実装することはできません。このような動的な処理には、JavaScriptなどのプログラミング言語が必要です。
HTMLとCSS、JavaScriptの関係
Webページを作成する際には、HTMLと合わせてCSS、JavaScriptもよく使用されます。
言語 | 役割 |
HTML | Webページの構造を定義する |
CSS | Webページのデザインを整える |
JavaScript | Webページに動きをつける |
HTMLはページの骨組み、CSSはデザイン、JavaScriptは動きをつける役割を担い、それぞれが連携することで、魅力的なWebページを作成することができます。
まとめ
HTMLはWebページを作成するための基本的な言語ですが、できることとできないことを理解することが重要です。デザイン性を持たせたり、動きのあるページを作成するには、CSSやJavaScriptなどを合わせて利用する必要があります。
よくある質問
Q1. HTMLだけでWebページを作成することはできますか?
A1. はい、HTMLだけでもシンプルなWebページを作成することは可能です。しかし、CSSやJavaScriptを利用することで、より魅力的で機能的なWebページを作成することができます。
Q2. HTMLを学ぶのに必要なものはありますか?
A2. 特にありません。テキストエディタとWebブラウザがあれば、すぐにHTMLを学び始めることができます。インターネット上には、無料で学べるHTMLの学習サイトも多数あります。
Q3. HTMLを学ぶメリットは何ですか?
A3. HTMLはWebページを作成するための基礎となる言語です。HTMLを学ぶことで、Webページの仕組みを理解することができます。また、WebデザイナーやWebエンジニアなど、Web業界で働くための基礎知識を身につけることができます。
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