HTMLフォントでおしゃれな日本語サイトを作る
ウェブサイトのデザインにおいて、フォントは重要な要素の一つです。特に日本語サイトでは、適切なフォントを選ぶことで、読みやすさ、美しさ、そしてブランドイメージを大きく左右します。本記事では、HTMLで日本語フォントを適切に使用し、スタイリッシュなウェブサイトを作成する方法について解説します。
1. 日本語フォントの基礎知識
日本語フォントには、大きく分けて明朝体とゴシック体の2種類があります。それぞれの特徴と用途について理解することが、デザインの第一歩です。
書体 | 特徴 | 用途例 |
---|---|---|
明朝体 | うろこ状のセリフ(serif)を持つ。 | 本文、見出し、高級感、伝統的な印象 |
ゴシック体 | セリフがない。 | 見出し、キャッチコピー、モダンな印象 |
2. HTMLでフォントを指定する
HTMLでフォントを指定するには、font-family
プロパティを使用します。以下のコードは、MS Pゴシックフォントを指定する例です。
<p style="font-family: 'MS Pゴシック', sans-serif;">MS Pゴシックで表示されます</p>
3. ウェブフォントの活用
近年では、Google Fontsなどのウェブフォントサービスを利用して、より多様なフォントをウェブサイトに導入することが一般的になっています。以下は、Google Fontsを使ってNoto Sans JPフォントを導入する例です。
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP&display=swap" rel="stylesheet">
<p style="font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif;">Noto Sans JPで表示されます</p>
4. フォント選びのポイント
- 可読性: 本文には読みやすいフォントを選びましょう。
- デザイン性: サイトの雰囲気に合ったフォントを選びましょう。
- 表示速度: ウェブフォントは読み込みに時間がかかる場合があるため、注意が必要です。
参考資料
Q&A
Q1. 明朝体とゴシック体、どちらを選べばいいですか?
A1. 基本的に本文にはゴシック体、見出しには明朝体を使うことが多いですが、サイトの雰囲気に合わせて自由に選択できます。
Q2. ウェブフォントは無料で使えますか?
A2. Google Fontsなど、無料で利用できるウェブフォントサービスが多くあります。
Q3. フォントを変更するにはどうすればいいですか?
A3. HTMLのfont-family
プロパティで指定するか、CSSを使ってフォントを設定します。
まとめ
フォントはウェブサイトの印象を大きく左右する要素です。この記事を参考に、HTMLとCSSを駆使して、フォントでおしゃれな日本語サイトを作成しましょう。