HTML !DOCTYPEタグについての解説
!DOCTYPEタグの定義と使用法
!DOCTYPE(<!DOCTYPE>
)タグは、HTML文書がどのHTMLまたはXHTMLのバージョンに準拠しているかを指定するために使用されます。ブラウザは、この宣言を基に文書をどのモードで表示するかを判断します。
ブラウザのサポートレベル
!DOCTYPEタグは、すべての主要なブラウザでサポートされています。以下は、!DOCTYPEタグがサポートされている主なブラウザの一覧です:
ブラウザ | サポート状況 |
---|---|
Google Chrome | 完全サポート |
Mozilla Firefox | 完全サポート |
Microsoft Edge | 完全サポート |
Safari | 完全サポート |
対応する属性とイベント
!DOCTYPEタグは単一のタグであり、属性やイベントはサポートされていません。ただし、宣言の形式によって異なる種類のHTMLまたはXHTML文書が指定されるため、以下のようなバリエーションがあります。
<!DOCTYPE html>
- HTML5文書の宣言<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
- HTML 4.01 Transitional文書の宣言<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
- HTML 4.01 Strict文書の宣言
コード実例
以下は、HTML5文書における!DOCTYPEタグの使用例です:
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>例文ページ</title>
</head>
<body>
<h1>HTML5ドキュメントの例</h1>
<p>これは、HTML5を使用したシンプルなHTMLページの例です。</p>
</body>
</html>
関連するQA
Q1: !DOCTYPEタグは必ず必要ですか?
A1: はい、!DOCTYPEタグは必ず必要です。ブラウザが適切に文書をレンダリングするために必須です。
Q2: !DOCTYPEタグを省略した場合、ブラウザはどうなりますか?
A2: ブラウザは互換モードで文書を表示する可能性があります。これにより、表示が意図したものと異なる場合があります。
Q3: HTML5で使用する!DOCTYPE宣言はどのようなものですか?
A3: HTML5では、<!DOCTYPE html>
という簡単な宣言を使用します。