HTMLのframeタグに関する詳細解説
frameタグの定義と使用説明
HTMLの<frame>
タグは、<frameset>
タグと共に使用して、ウェブページを複数のフレームに分割するためのタグです。各フレームは独自のHTML文書を表示することができます。この機能は主にページのナビゲーションを簡素化するために使用されていました。
ブラウザのサポート状況
しかし、<frame>
および<frameset>
タグはHTML5で廃止されました。現代のブラウザではこれらのタグのサポートが急速に減少しており、使用が推奨されていません。代わりに、<iframe>
タグが使用されます。
対応するタグの属性とタグのイベント
属性 | 説明 |
---|---|
src | 表示したいHTMLファイルのURLを指定します。 |
name | フレームの名前を指定します。 |
scrolling | フレーム内のスクロールバーの表示を制御します。 |
noresize | ユーザーがフレームのサイズを変更できないようにします。 |
コード例
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>フレームの例</title>
</head>
<frameset rows="50%,50%">
<frame src="top.html" name="topframe">
<frame src="bottom.html" name="bottomframe">
</frameset>
</html>
Q&A
Q1: frameタグは現在でも使用するべきですか?
A1: いいえ、frameタグはHTML5で廃止され、新しいプロジェクトでは<iframe>
タグを使用することが推奨されています。
Q2: frameタグの代替として何を使用すれば良いですか?
A2: <iframe>
タグがframeタグの代替として一般的に使用されており、現代のブラウザで広くサポートされています。
Q3: frameタグとiframeタグの違いは何ですか?
A3: frameタグはページ全体を複数のフレームに分割しますが、iframeタグは単一のページ内に別のHTMLページを埋め込むために使用されます。