HTML sタグについての解説
sタグの定義と使用方法
sタグは、文書内のテキストが取り消し線で表示されるようにするためのタグです。このタグは取り消されたテキストや変更されたテキストを示すのに適しています。例えば、価格変更や誤字訂正などの状況で使用されます。
<s>取り消されたテキスト</s>
ブラウザのサポート状況
sタグは大部分のモダンブラウザでもサポートされています。以下の表は、主要ブラウザにおけるサポート状況を示しています。
ブラウザ | サポート状況 |
---|---|
Google Chrome | サポートされています |
Mozilla Firefox | サポートされています |
Safari | サポートされています |
Microsoft Edge | サポートされています |
Opera | サポートされています |
対応する属性とイベント
sタグ自体は特定の属性やイベントを持ちませんが、グローバル属性が使用可能です。以下は、sタグに使用される代表的な属性のリストです。
属性 | 説明 |
---|---|
class | CSSクラスを指定します。 |
id | 要素の一意なIDを指定します。 |
title | 要素に追加情報を付加します。 |
style | インラインスタイルを指定します。 |
コード例
以下は、sタグを使用した簡単なコード例です。
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
<p>新しい価格は <s>¥1000</s> ¥800 です。</p>
</body>
</html>
QA
ここでは、sタグに関連する一般的な質問とその回答をいくつか紹介します。
Q1: sタグはどのような状況で使うべきですか?
A1: sタグはテキストが取り消し線で表示されるため、価格変更や誤字訂正などの際に過去の情報を示すのに適しています。
Q2: sタグはSEOに影響を与えますか?
A2: sタグ自体がSEOに直接影響を与えることはありませんが、コンテンツの意味を明確にすることで間接的に良い影響を与える可能性があります。
Q3: sタグとdelタグの違いは何ですか?
A3: sタグは単に取り消し線を表示するのに対して、delタグは取り消された内容であることを意味付けるために使用します。意味論的にはdelタグの方がより適切な場合があります。