HTML rtタグに関する記事
rtタグの定義と使用方法
<rt>
タグは、ルビ文字を表示するためのタグです。ルビ文字とは、漢字の読み方や発音を表す小さな文字のことです。<ruby>
タグの内部で使用され、ルビを提示するために<rt>
タグが使われます。
例えば、次のように使用されます。
<ruby>漢<rt>かん</rt>字<rt>じ</rt></ruby>
ブラウザのサポート状況
現在、主要なブラウザ(Google Chrome、Mozilla Firefox、Safari、Microsoft Edgeなど)で<rt>
タグのサポートが提供されています。以下の表に主要ブラウザのサポート状況を示します。
ブラウザ | サポートされているバージョン |
---|---|
Google Chrome | 5以降 |
Mozilla Firefox | 38以降 |
Safari | 5.1以降 |
Microsoft Edge | 12以降 |
Internet Explorer | 5.5以降 |
対応する属性とイベント
<rt>
タグには特定の属性やイベントがありません。しかし、スタイルシートを使用してルビ文字のスタイルをカスタマイズすることができます。例えば、以下のCSSはルビ文字のスタイルを変更するためのものです。
rt {
font-size: 0.5em; /* ルビ文字を小さくする */
color: red; /* ルビの色を赤にする */
}
コードの例
以下に<rt>
タグの使用例を示します。
<p>これは<ruby>例<rt>れい</rt></ruby>です。</p>
Q&A
Q1: <rt>タグはどのような場合に使いますか?
主に漢字の読み方や発音を示したい場合に使用します。
Q2: <rt>タグにはどのような属性がありますか?
<rt>タグには特定の属性はありませんが、CSSでスタイルを設定できます。
Q3: <rt>タグはすべてのブラウザでサポートされていますか?
はい、主要なブラウザ(Google Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edge)でサポートされています。