HTMLのtextareaタグに関する完全ガイド
textareaタグの定義と使用説明
textarea
タグは、複数行のテキスト入力をユーザーに提供するためのHTML要素です。ウェブフォームやコメントセクションなどでよく使用されます。このタグは <input>
タグと似ていますが、複数行のテキストを扱うことができます。
ブラウザのサポート状況
ほとんどのモダンブラウザは textarea
タグを完全にサポートしています。以下の表は、主要なブラウザにおけるサポート状況を示しています。
ブラウザ | サポート |
---|---|
Google Chrome | 完全サポート |
Mozilla Firefox | 完全サポート |
Safari | 完全サポート |
Microsoft Edge | 完全サポート |
Internet Explorer | 完全サポート(IE9以降) |
textareaタグ属性
以下は、textarea
タグで使用される一般的な属性です:
cols
: テキストエリアの横幅を定義します。rows
: テキストエリアの行数を定義します。name
: フォームデータとして送信する際の名前を定義します。placeholder
: ユーザーが入力する前に表示されるヒントテキスト。readonly
: テキストエリアを読み取り専用にします。disabled
: テキストエリアを無効にします。maxlength
: 入力できる最大文字数を定義します。
textareaタグイベント
以下は、textarea
タグで使用される一般的なイベントです:
onchange
: 内容が変更されたときに発生します。onfocus
: テキストエリアがフォーカスされたときに発生します。onblur
: テキストエリアのフォーカスが外れたときに発生します。oninput
: 入力が行われたときに発生します(リアルタイム)。
コード例
以下は、実際にどのようにtextarea
タグを使用するかのコード例です。
<form>
<label for="comment">コメント:</label><br>
<textarea id="comment" name="comment" rows="4" cols="50" placeholder="ここにコメントを書く" onchange="alert('内容が変更されました!')">
</textarea><br>
<input type="submit" value="送信">
</form>
よくある質問 (FAQ)
Q1: textarea
タグはどのような場合に使用されますか?
A1: textarea
タグは、複数行のユーザー入力が必要なフォームやコメントセクションなどで使用されます。
Q2: テキストエリアの初期値を設定する方法は?
A2: textarea
タグの開くタグと閉じるタグの間に初期値を置くだけです。例えば: <textarea>初期値</textarea>
。
Q3: テキストエリアのサイズを設定するにはどうすればよいですか?
A3: cols
属性で幅を、rows
属性で高さを設定します。例えば、<textarea rows="4" cols="50"></textarea>
。