jEasyUI は基本的なツリー グリッドを作成します

jEasyUI で基本的なツリーグリッドを作成する - クイックスタートガイド

jEasyUI で基本的なツリーグリッドを作成する - クイックスタートガイド

このガイドでは、jEasyUI フレームワークを使用して基本的なツリーグリッドを作成する方法について、データの準備からコードの実装までの手順を詳しく説明します。初心者でも経験豊富な開発者でも、簡単に習得できます。

1. ツリーグリッドとは?

ツリーグリッドは、ツリー構造と表形式の表示を組み合わせたデータ表示コンポーネントです。ツリーコントロールのように階層関係を表示しながら、テーブルのように各項目の詳細情報も表示できます。jEasyUI は、機能豊富なツリーグリッドを簡単に作成できる強力な Treegrid コンポーネントを提供しています。

2. データの準備

ツリーグリッドを作成する前に、必要なデータ形式を準備する必要があります。jEasyUI の Treegrid コンポーネントは、JSON 形式のデータをサポートしており、データ構造には次のキーフィールドを含める必要があります。

  • id: ノードの一意の識別子。
  • text: ノードに表示されるテキストコンテンツ。
  • state: ノードの状態。たとえば、「open」は展開、「closed」は折りたたみ。
  • children: 子ノードの配列。ノードに子ノードがある場合は、子ノードのデータを含みます。それ以外の場合は、空の配列。

サンプルデータ:


[
    {
        "id": 1,
        "text": "ルートノード",
        "state": "closed",
        "children": [
            {
                "id": 11,
                "text": "子ノード 1",
                "state": "open",
                "children": []
            },
            {
                "id": 12,
                "text": "子ノード 2",
                "state": "closed",
                "children": [
                    {
                        "id": 121,
                        "text": "孫ノード 1",
                        "state": "open",
                        "children": []
                    }
                ]
            }
        ]
    }
]

3. HTML 構造の作成

HTML ページに jEasyUI の関連する CSS と JS ファイルをインポートし、Treegrid コンポーネントのコンテナとして <table /> 要素を作成する必要があります。

サンプルコード:


<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <link rel="stylesheet" type="text/css" href="jquery-easyui-1.5.2/themes/default/easyui.css">
    <link rel="stylesheet" type="text/css" href="jquery-easyui-1.5.2/themes/icon.css">
    <script type="text/javascript" src="jquery-easyui-1.5.2/jquery.min.js"></script>
    <script type="text/javascript" src="jquery-easyui-1.5.2/jquery.easyui.min.js"></script>
</head>
<body>
    <table id="tt"></table>
</body>
</html>

4. Treegrid コンポーネントの初期化

jQuery セレクタを使用して <table /> 要素を選択し、.treegrid() メソッドを呼び出して Treegrid コンポーネントを初期化します。初期化時に、url または data プロパティを設定してデータソースを指定し、その他のオプションを設定してコンポーネントの外観と動作をカスタマイズします。

サンプルコード:


$(function() {
    $('#tt').treegrid({
        // ローカルデータを使用する
        data: [
            // ... データ ...
        ],
        // またはリモートデータを使用する
        // url: 'data.json',
        idField: 'id',
        treeField: 'text',
        columns: [[
            {field: 'text', title: 'ノード名', width: 200},
            {field: 'state', title: '状態', width: 100}
        ]]
    });
});

5. 実行結果

上記の手順を完了すると、ブラウザで HTML ページを開き、作成されたツリーグリッドの効果を確認できます。実際のニーズに応じてデータとコードを変更し、より機能豊富なツリーグリッドを作成できます。

まとめ

このガイドでは、jEasyUI を使用して基本的なツリーグリッドを作成する完全なプロセスについて説明し、詳細な手順とサンプルコードを提供しました。お役に立てば幸いです!

よくある質問

1. jEasyUI とは?

jEasyUI は、jQuery ベースの UI ライブラリであり、Web アプリケーションにインタラクティブな UI コンポーネントを簡単に追加できます。ツリーグリッド、データグリッド、フォーム、ウィンドウなど、さまざまなコンポーネントを提供しています。

2. ツリーグリッドのデータ形式は?

jEasyUI の Treegrid コンポーネントは、JSON 形式のデータをサポートしています。各ノードには、id、text、state、children などのキーフィールドが必要です。children フィールドは、子ノードの配列です。

3. ツリーグリッドのカスタマイズ方法は?

.treegrid() メソッドに渡すオプションを使用して、ツリーグリッドをカスタマイズできます。たとえば、列の定義、イベントハンドラの追加、スタイルの変更などができます。