jQuery :last-of-type セレクタ - 最後の同種要素を正確に選択
概要: jQuery の ":last-of-type" セレクタの使い方を学び、指定された親要素内の最後の特定の種類の子要素を選択する方法を習得します。
一、:last-of-type セレクタの概要
- 定義: :last-of-type セレクタは、指定された親要素内の最後の特定の種類の子要素を選択します。
- 構文: $(":last-of-type")
- 役割: 条件に合致する最後の要素をすばやく特定して操作でき、余分な走査や判定が不要になります。
二、:last-of-type セレクタの使用シーン
- シーン例: リスト内で最後の `<li>` 要素を選択し、特別なスタイルや動作を追加します。
- コード例:
<ul>
<li>リスト項目 1</li>
<li>リスト項目 2</li>
<li>リスト項目 3</li>
</ul>
<script>
$("li:last-of-type").css("color", "red");
</script>
三、:last-of-type セレクタと他のセレクタとの比較
- :last-child との違い:
セレクタ | 説明 |
---|---|
:last-of-type | 親要素内の位置に関わらず、**指定された種類の最後の要素**を選択します。 |
:last-child | 種類に関わらず、**親要素の最後の子要素**を選択します。 |
- JavaScript との違い:
- `:last-of-type` セレクタを使用すると、より簡潔で理解しやすく、コード量が少なくなります。
- JavaScript では、同じ機能を実現するためにより多くのコードを記述する必要があります。
四、:last-of-type セレクタの使用上の注意
- 注意:
- `:last-of-type` セレクタは大文字と小文字を区別します。
- 対象となる要素に一意の親要素があることを確認してください。そうでない場合、選択結果が不正確になる可能性があります。
五、まとめ
`:last-of-type` セレクタは、jQuery で非常に便利なセレクタです。最後の特定の種類の要素をすばやく特定して操作し、コードの効率を向上させるのに役立ちます。
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jQuery :last-of-type セレクタ (jQuery API ドキュメント)
Q&A
Q1: :last-of-type セレクタと :last-child セレクタの使い分け方を教えてください。
A1:
-
:last-of-type: 親要素内の特定のタイプの要素のうち、最後の要素を選択します。
-
例:li:last-of-type は、親要素内の <li> 要素のうち、最後の <li> 要素を選択します。
-
-
:last-child: 親要素の最後の子要素が、指定した要素と一致する場合に、その要素を選択します。
-
例:li:last-child は、親要素の子要素のうち、最後の要素が <li> 要素である場合にのみ、その <li> 要素を選択します。
-
重要な違い: :last-of-type は要素のタイプを重視する一方、:last-child は要素の順番を重視します。
Q2: :last-of-type セレクタは、複数の要素を選択できますか?
A2: いいえ、:last-of-type セレクタは、常に 1つの要素のみ を選択します。これは、指定された親要素内には、指定された種類の最後の要素は1つしかないためです。
Q3: :last-of-type セレクタは、どのような要素にも使用できますか?
A3: はい、:last-of-type セレクタは、HTML 内の あらゆる要素 に使用できます。ただし、このセレクタが有効であるためには、要素に 親要素が設定されている 必要 があります。