jQuery :contains セレクタ詳解:指定テキストを含む要素を正確に特定する
この記事では、jQuery の :contains(text)
セレクタの使い方について詳しく解説します。その役割、構文、使用例、注意点などを紹介します。これにより、Web ページ内の特定のテキストを含む要素を正確に特定する方法をすぐに習得できます。
1. jQuery :contains(text) セレクタとは?
:contains(text)
セレクタは、指定された文字列を含む要素を選択します。- このセレクタは大文字と小文字を区別します。
2. :contains(text) セレクタの構文
$(":contains(text)")
text
: 検索する文字列。
3. 使用例
- "jQuery" というテキストを含むすべての
<p>
要素を選択する:
$("p:contains('jQuery')")
- id が "myDiv" の要素内の "Hello" というテキストを含むすべての子要素を選択する:
$("#myDiv :contains('Hello')")
4. 注意点
:contains(text)
セレクタは大文字と小文字を区別します。- このセレクタは、指定されたテキストを含むすべての要素(子要素を含む)を選択します。
- より複雑なテキストマッチングを行う必要がある場合は、JavaScript の正規表現を使用できます。
5. まとめ
:contains(text)
セレクタは、開発者が特定のテキストを含む要素を簡単かつ効率的に特定する方法を提供します。
関連文献
Q&A
質問 | 回答 |
---|---|
:contains セレクタで大文字と小文字を区別せずに検索できますか? |
いいえ、:contains セレクタは大文字と小文字を区別します。大文字と小文字を区別せずに検索するには、JavaScript の正規表現を使用する必要があります。 |
:contains セレクタを使用して、特定のテキストを含まない要素を選択できますか? |
はい、:not セレクタと組み合わせて使用することで、特定のテキストを含まない要素を選択できます。例:$("p:not(:contains('jQuery'))") は、"jQuery" というテキストを含まないすべての <p> 要素を選択します。 |
:contains セレクタのパフォーマンスについて教えてください。 |
:contains セレクタは、大規模な DOM ツリーに対して使用するとパフォーマンスが低下する可能性があります。これは、jQuery がすべての要素を反復処理して、指定されたテキストが含まれているかどうかを確認する必要があるためです。パフォーマンスが問題となる場合は、他のセレクタまたは JavaScript のネイティブメソッドの使用を検討してください。 |