jQuery :odd セレクタ

jQuery :odd セレクター

説明

jQuery の :odd セレクターは、インデックス値が奇数の要素を選択します。インデックス値は 0 から始まります。

構文

$(":odd")

例 1: テーブルの奇数行の背景色を変更する

これは 1 行目です。
これは 2 行目です。
これは 3 行目です。


<script>
$( "tr:odd" ).css( "background-color", "yellow" );
</script>

この例では、テーブル内のすべての奇数行 (1 行目、3 行目など) の背景色が黄色に設定されます。

例 2: すべての div 要素のうち、奇数番目の要素の背景色を変更する


<div>これは 1 つ目の div 要素です。</div>
<div>これは 2 つ目の div 要素です。</div>
<div>これは 3 つ目の div 要素です。</div>

<script>
$( "div:odd" ).css( "background-color", "yellow" );
</script>

この例では、すべての div 要素のうち、1 番目と 3 番目の div 要素の背景色が黄色に設定されます。

注意点

  • :odd セレクターは 0 からカウントを開始します。つまり、最初の要素のインデックス値は 0、2 番目の要素のインデックス値は 1 となります。
  • このセレクターは、段落、div、リストなど、あらゆる要素を選択できます。

関連セレクター

  • :even セレクター: インデックス値が偶数の要素を選択します。
  • :eq() セレクター: 指定したインデックス値の要素を選択します。
  • :lt() セレクター: インデックス値が指定した値よりも小さい要素を選択します。
  • :gt() セレクター: インデックス値が指定した値よりも大きい要素を選択します。

参考文献

QA

Q1: :odd セレクターと :even セレクターの違いは何ですか?

A1: :odd セレクターはインデックス値が奇数の要素を選択し、:even セレクターはインデックス値が偶数の要素を選択します。

Q2: :odd セレクターを使用して、リストの奇数項目のスタイルを変更するにはどうすればよいですか?

A2: $("li:odd").css("color", "red"); のように、リスト項目 (li) に対して :odd セレクターを使用します。このコードは、リスト内のすべての奇数項目のテキストの色を赤に変更します。

Q3: :odd セレクターは、要素のクラス名や ID に基づいて要素を選択できますか?

A3: いいえ、:odd セレクターは要素のインデックス値に基づいて要素を選択します。クラス名や ID に基づいて要素を選択するには、それぞれ $(".クラス名")$("#ID") を使用します。