jQuery :nth-last-of-type(n) セレクタ

 

jQuery :nth-last-of-type(n) セレクター - 後ろからn番目の要素を正確に指定

:nth-last-of-type(n) セレクターは、親要素内の特定の種類の子要素を選択し、その位置を最後尾から数えて指定します。

:nth-last-of-type(n) セレクターの詳細

  • n は、数字、キーワード、または式を指定できます。
  • セレクターは、要素の種類に基づいて最後尾の要素から逆順に検索し、条件に一致する要素を選択します。

使用方法の例

セレクター 説明
:nth-last-of-type(1) 各親要素内の最後尾の指定された種類の要素を選択します。
:nth-last-of-type(2) 各親要素内の最後尾から2番目の指定された種類の要素を選択します。
:nth-last-of-type(even) 各親要素内の、最後尾から数えて偶数番目の指定された種類の要素を選択します。
:nth-last-of-type(odd) 各親要素内の、最後尾から数えて奇数番目の指定された種類の要素を選択します。
:nth-last-of-type(3n+1) 各親要素内の、最後尾から数えて "3n+1" の式を満たす指定された種類の要素を選択します。

コード例


<ul>
  <li>項目 1</li>
  <li>項目 2</li>
  <li>項目 3</li>
  <li>項目 4</li>
  <li>項目 5</li>
</ul>

<script>
  $(document).ready(function(){
    // 後ろから2番目のli要素にクラスを追加
    $("li:nth-last-of-type(2)").addClass("highlight");
  });
</script>

上記のコードでは、最後尾から2番目の <li> 要素に "highlight" クラスが追加され、背景色が黄色に変わります。

注意事項

  • このセレクターは大文字と小文字を区別します。
  • n の開始値は 0 ではなく 1 です。

まとめ

:nth-last-of-type(n) セレクターは、開発者に対して、最後尾からn番目の特定の種類の子要素を正確に指定して操作できる強力な機能を提供します。特に、リストやテーブル内の要素のスタイル調整やイベントバインディングを行う必要がある場合に役立ちます。

Q&A

  1. Q: :nth-last-of-type(n):nth-of-type(n) の違いは何ですか?
    A: :nth-last-of-type(n) は要素を最後尾から数えるのに対し、:nth-of-type(n) は要素を先頭から数えます。
  2. Q: :nth-last-of-type(n) セレクターは、すべてのブラウザでサポートされていますか?
    A: はい、このセレクターは、すべての主要なブラウザでサポートされています。
  3. Q: :nth-last-of-type(n) セレクターを使用して、特定の要素を除外するにはどうすればよいですか?
    A: :not() セレクターと組み合わせて使用します。たとえば、最後尾から2番目の <li> 要素以外を選択するには、li:not(:nth-last-of-type(2)) を使用します。