jQueryオブジェクト 引数:操作の対象を指定する重要な鍵
jQueryを使って効率的にDOM操作を行うには、「jQueryオブジェクト」と「引数」の理解が不可欠です。この記事では、jQueryオブジェクトの基本から、引数を活用した柔軟なDOM操作まで、具体的なコード例とともに解説します。
jQueryオブジェクトとは?
- DOM操作を効率化するJavaScriptライブラリ、jQueryにおいて欠かせない要素
- HTML要素をJavaScriptで扱いやすくまとめたオブジェクト
- 「$()」を使ってHTML要素を取得し、jQueryオブジェクトとして扱う
引数で広がるjQueryオブジェクト操作
- jQueryオブジェクトに対する操作は、メソッドの引数によって多様な結果を得られる
- 引数の種類:セレクタ、要素、HTML文字列、配列、オブジェクト、関数など
引数を用いた代表的なjQueryメソッドと使用例
メソッド | 説明 | 使用例 |
---|---|---|
.find(セレクタ) |
子孫要素から指定したセレクタに一致する要素を検索 |
- id="parent" の要素内のクラス名 "child" を持つ子孫要素を取得
|
.eq(インデックス) |
指定したインデックス番号の要素を取得 |
- すべてのli要素の中から、3番目のli要素を取得
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.filter(セレクタ) |
現在のjQueryオブジェクトから、指定したセレクタに一致する要素のみを抽出 |
- すべてのdiv要素の中から、クラス名 "active" を持つ要素のみを取得
|
.add(セレクタ) |
現在のjQueryオブジェクトに、指定したセレクタに一致する要素を追加 |
- すべてのp要素を含むjQueryオブジェクトに、すべてのh2要素を追加
|
.is(セレクタ) |
現在のjQueryオブジェクトが、指定したセレクタに一致する要素を含むかどうかを判定 |
- input要素がチェックされているかどうかを判定
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.children(セレクタ) |
子要素のみから指定したセレクタに一致する要素を取得 |
- id="menu" の要素の直接の子要素であるli要素を取得
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.parent() |
親要素を取得 |
- クラス名 "child" を持つ要素の親要素を取得
|
まとめ:引数を使いこなして、より高度なDOM操作を実現しよう!
- jQueryオブジェクトと引数の組み合わせを理解することで、柔軟で効率的なDOM操作が可能になる
- 本記事で紹介したメソッド以外にも、引数を利用できるメソッドは多数存在する
- 公式ドキュメントなどを参照し、様々なメソッドと引数の組み合わせを試してみましょう!
その他の参考記事:jquery オブジェクト