javascript qrコード生成画像

JavaScriptでQRコードを画像生成する方法

説明

ウェブサイトやアプリケーションにQRコードを簡単に表示したいと思ったことはありませんか？ JavaScriptを使えばそれが可能です！この記事では、JavaScriptでQRコードを画像として生成する方法を分かりやすく解説します。ライブラリの使用方法からカスタマイズの方法まで、実用的なコード例を交えて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. QRコード生成ライブラリの選択

QRコードを生成するためのJavaScriptライブラリはいくつか存在します。ここでは、代表的なライブラリをいくつか紹介します。

主要ライブラリ紹介

ライブラリ名	説明
qrcode.js	シンプルで使いやすい人気ライブラリ
angular-qrcode	AngularJSアプリケーションに最適
vue-qrcode-reader	Vue.jsアプリケーションに最適

選択基準

プロジェクトの規模、使用フレームワーク、必要な機能などを考慮して、適切なライブラリを選びましょう。

2. ライブラリのインストール

ここでは、npmを用いたqrcode.jsのインストール方法と、CDNを利用する方法を紹介します。

npm または yarn


npm install qrcode.js

または


yarn add qrcode.js

CDN


<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/[email protected]/qrcode.min.js"></script>

3. JavaScriptコードの実装

ここでは、qrcode.jsを用いてQRコードを生成し、表示するまでの手順を解説します。

HTML

QRコードを表示する要素を準備します。


<div id="qrcode"></div>

JavaScript

ライブラリを読み込み、QRコードを生成して表示します。


<script>
// qrcode.js を例にコードを示します
const qrcode = new QRCode(document.getElementById("qrcode"), {
  text: "https://www.example.com", // QRコードに埋め込むデータ
  width: 256, // QRコードの幅（ピクセル）
  height: 256, // QRコードの高さ（ピクセル）
  colorDark: "#000000", // 濃い部分の色
  colorLight: "#ffffff", // 薄い部分の色
  correctLevel: QRCode.CorrectLevel.H // 誤り訂正レベル
});
</script>

4. QRコードのカスタマイズ

QRコードは、サイズ、色、誤り訂正レベルなどをカスタマイズできます。

**サイズ変更:** `width` と `height` プロパティで調整
**色変更:** `colorDark` と `colorLight` プロパティで調整
**誤り訂正レベル:** `correctLevel` プロパティで調整 (L, M, Q, H)
**ロゴの追加:** 一部のライブラリではロゴの追加をサポート

5. 生成したQRコードの保存

生成したQRコードは、画像としてダウンロードしたり、サーバーにアップロードしたりできます。

**画像としてダウンロード:** canvas要素から画像データを取得し、ダウンロードリンクを生成
**サーバーにアップロード:** canvas要素から画像データを取得し、AJAXなどでサーバーに送信

まとめ

この記事では、JavaScriptを使用してQRコードを生成し、ウェブサイトやアプリケーションに表示する方法を紹介しました。 QRコード生成ライブラリを活用することで、比較的簡単に実装できます。記事で紹介したカスタマイズ方法を参考に、用途に合わせたQRコードを作成してみてください。