Cocoonテーマで「このサイトはreCAPTCHAで保護されています。」を非表示にする方法
はじめに
ウェブサイトのセキュリティ対策として、reCAPTCHAは重要な役割を果たしています。しかし、Cocoonテーマを使用している場合、デフォルト設定ではコメント欄の下に「このサイトはreCAPTCHAで保護されています。」と表示されてしまい、デザイン性を損なってしまうことがあります。
この記事では、Cocoonテーマで「このサイトはreCAPTCHAで保護されています。」を非表示にする方法を分かりやすく解説します。サイトのデザインを崩すことなく、快適なユーザー体験を提供することができます。
CocoonテーマでreCAPTCHA表示が気になる理由
Cocoonテーマは、SEOに強く、デザイン性の高いWordPressテーマとして人気です。しかし、標準機能としてreCAPTCHAが有効化されているため、「このサイトはreCAPTCHAで保護されています。」という表示がデフォルトで出力されます。
この表示自体に問題はありませんが、デザインにこだわるユーザーにとっては、不要な要素と感じることもあります。表示を非表示にすることで、より洗練されたウェブサイトを実現できます。
reCAPTCHA非表示の方法
Cocoonテーマで「このサイトはreCAPTCHAで保護されています。」を非表示にするには、主に次の2つの方法があります。
1. Cocoon設定で非表示にする
Cocoon設定からreCAPTCHAに関する設定を変更することで、簡単に非表示にすることができます。
手順
- WordPressの管理画面にログインします。
- 「Cocoon設定」→「CAPTCHA」の順にクリックします。
- 「コメントフォームにreCAPTCHA v3を表示する」のチェックを外します。
- 「変更を保存」ボタンをクリックします。
2. コードで非表示にする
Cocoon設定を変更せずに、コードを追加することでも非表示にすることができます。
手順
- FTPソフトなどを使用し、子テーマのfunctions.phpファイルを開きます。
- ファイルの末尾に以下のコードを追加します。
add_filter( 'cocoon_show_recaptcha_v3', '__return_false' );
- ファイルを保存します。
方法の比較
項目 | Cocoon設定 | コード |
---|---|---|
操作の難易度 | 簡単 | やや難しい |
自由度 | 低い | 高い |
将来的な影響 | テーマアップデートの影響を受けにくい | テーマアップデートの影響を受ける可能性がある |
注意事項
reCAPTCHAを無効化すると、スパムコメントのリスクが高まる可能性があります。スパム対策はreCAPTCHA以外にもさまざまな方法がありますので、状況に応じて適切な対策を検討してください。
まとめ
Cocoonテーマで「このサイトはreCAPTCHAで保護されています。」を非表示にする方法をご紹介しました。ウェブサイトのデザインに合わせて、表示/非表示を設定することで、より快適なユーザー体験を提供することができます。
関連情報
よくある質問
Q1. reCAPTCHAを非表示にしても、スパム対策はできますか?
A1. はい、reCAPTCHA以外にも、Akismetなどのスパム対策プラグインを導入することで、スパムコメントを効果的に防ぐことができます。
Q2. コードを追加する際に、子テーマを使用する必要はありますか?
A2. はい、子テーマを使用せずに親テーマに直接コードを追加すると、テーマアップデート時に上書きされてしまう可能性があります。子テーマを使用することで、安全にカスタマイズを行うことができます。
Q3. reCAPTCHAを非表示にした後、元に戻したい場合はどうすればよいですか?
A3. Cocoon設定から「コメントフォームにreCAPTCHA v3を表示する」にチェックを入れるか、コードを追加した部分を削除することで、元に戻すことができます。
その他の参考記事:bootstrap wordpress 違い