HTMLで太字設定するにはどうすればいいですか？
Webページを作成する際、テキストの強調や見出しなどに太字を使いたい場面は多くあります。HTMLでは、いくつかの方法でテキストを太字にすることができますが、中でも代表的なタグが<b>タグです。この記事では、<b>タグを使った太字設定の方法と、その他の太字設定の方法、それぞれの違いについて解説します。
<b>タグとは
<b>とは、「Bold」の略で、フォント（文字）を太字（bold）にするためのタグです。<b>タグで囲まれたテキストは太字になります。
<b>タグの使い方
<b>タグは、太字にしたいテキスト部分を開始タグ<b>と終了タグ</b>で囲みます。
使用例
<p>これは<b>太字</b>のテキストです。</p>
出力結果
これは太字のテキストです。
その他の太字設定の方法
<b>タグ以外にも、HTMLで太字を表現する方法はいくつかあります。主なものを以下の表にまとめました。
| タグ/要素 | 説明 |
|---|---|
<strong> |
重要なテキストであることを示すために用いられます。視覚的には太字で表示されますが、<b>タグよりも意味的に重要な要素です。 |
<span style="font-weight: bold;"> |
<span>タグにインラインスタイルでfont-weight: bold;を指定することで太字にできます。 |
<b>タグと<strong>タグの違い
<b>タグと<strong>タグはどちらもテキストを太字にしますが、意味合いが異なります。<b>タグは純粋に視覚的な強調を目的とする一方、<strong>タグはテキストの重要性を示す意味を持ちます。検索エンジン最適化(SEO)の観点からも、<strong>タグはキーワードを強調する際に有効とされています。
参考資料
- <a href="https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTML/Element/b">HTML <b>要素 - MDN Web Docs</a>
- <a href="https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTML/Element/strong">HTML <strong>要素 - MDN Web Docs</a>
よくある質問
Q1. <b>タグと<strong>タグのどちらを使うべきですか？
A1. 基本的には、テキストの重要性を示す場合は<strong>タグを、単に視覚的に強調したい場合は<b>タグを使用します。ただし、SEOを意識する場合は、重要なキーワードを強調するために<strong>タグを使用することが推奨されます。
Q2. 太字の度合いを調整することはできますか？
A2. はい、font-weightプロパティを使用することで太字の度合いを調整できます。例えば、font-weight: bolder;とすると、通常の太字よりもさらに太く表示されます。数値で指定することもでき、400が標準、700が太字に相当します。
Q3. <b>タグは廃止される予定はありますか？
A3. いいえ、現在のところ<b>タグが廃止される予定はありません。ただし、HTML5では意味付けを重視する方向性にあるため、可能な限り<strong>タグなど、より適切なタグを使用することが推奨されます。
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