サーバーとサーバの違いは?
2019年に改正されたJIS規格では「サーバー」が正解とされています。英語の語末の ーr、 ーor、 ーarなどに当たるものは、原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表します。ただし、慣用に応じて「ー」を省くことができます。
JIS規格について
JIS(日本工業規格)とは、日本の産業標準を定めるための規格です。2019年にこの規格が改正され、英語の語末の ーr、 ーor、 ーarなどに対応する日本語表記は原則として長音符号「ー」を用いることが標準とされました。
慣用表記の例外
新しいJIS規格で長音符号「ー」を推奨していますが、慣用に応じて「ー」を省くことも許容されています。つまり、「サーバー」と「サーバ」はどちらも間違いではなく、文脈や個人の慣れによって使用されることがあります。
サーバーとサーバの使用例
用語 | 正確な表記 | 省略表記 |
---|---|---|
サーバー | サーバー | サーバ |
センター | センター | センタ |
モーター | モーター | モータ |
サーバーの実装例
以下に簡単なWebサーバーの実装例を示します。このコードは、Node.jsを使用して基本的なWebサーバーを作成するものです。
const http = require("http");
const server = http.createServer((req, res) => {
res.statusCode = 200;
res.setHeader("Content-Type", "text/plain");
res.end("Hello, World!");
});
server.listen(3000, () => {
console.log("Server running at http://127.0.0.1:3000/");
});
この例では、Node.jsのhttpモジュールを使用して、ポート3000でリクエストを受け取る簡単なサーバーを作成しています。「サーバー」と「サーバ」のどちらの表記でも、このような実装に変わりはありませんが、JIS規格に従えば「サーバー」と表記するのが正確です。
その他の参考記事:html サーバー