Formタグに必要な2つの属性とは?
<form>タグは、ユーザーからの入力を処理し、サーバーに送信するための基本的な方法です。この記事では、<form>タグに必要な2つの重要な属性について詳しく説明します。
<form>タグの属性の概要
フォームタグには、データの送信方法と送信先を定義するために、主に2つの属性が使用されます:
- action属性:データが送信されるURLを指定します。
- method属性:データの送信方法を決定します。一般的にはPOSTまたはGETが使われます。
action属性
action属性は、フォームデータがどこに送信されるかを指定するための属性であり、<form>タグには必須とされています。この属性を使用しないと、フォーム送信が行われません。
method属性
method属性に指定できる値は主に2つあります:
methodの値 | 説明 |
---|---|
GET | URLにデータを付けて送信します。軽量データに適しています。 |
POST | データはリクエストボディに含まれます。大きなデータや機密情報の送信に適しています。 |
コード例
以下は、action属性とmethod属性を使用した基本的なフォームの例です:
<form action="submit_form.php" method="POST">
<label for="username">ユーザー名:</label>
<input type="text" id="username" name="username">
<br>
<input type="submit" value="送信">
</form>
この例では、フォームがsubmit_form.phpというスクリプトにPOST方法でデータを送信します。ユーザー名を入力して送信ボタンを押すと、入力されたユーザー名が指定したスクリプトに送信され、処理されます。
まとめ
<form>タグにおけるaction属性とmethod属性は、ウェブフォームの適切な機能にとって極めて重要です。それぞれの役割と使用方法をしっかりと理解し、実装することで、ユーザーからの入力を効果的に処理・送信することができます。
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