WWWサーバとは何ですか?
WWWサーバとは、WEBブラウザ等のクライアントとHTTPによるデータの送受信を行うソフトウェアである。最初に開発されたWWWサーバはCERN(欧州原子核研究機構)が開発したCERN httpdである。このWWWサーバはWWWの仕組みを考えたTim Berners-Leeが中心となって開発を行なっていた。
WWWサーバの基本機能
WWWサーバは、HTTPをプロトコルとして用いてクライアントからのリクエストに応答し、ウェブページ等のコンテンツを提供する。これにより、インターネットを介して情報を容易に共有することができる。
CERN httpdの歴史
CERN httpdは、Tim Berners-Leeによって考案されたWWWの基本概念を実践するためにCERNで開発されました。このサーバは、後に他の多くのサーバソフトウェアの基本となる技術を提供しました。
HTTPの役割
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)は、クライアントとサーバ間での通信を管理するためのプロトコルです。このプロトコルがあることで、ブラウザがサーバにデータを要求したり、サーバがその要求に応じてデータを送信したりすることが可能になります。
基本的なHTTP通信の例
以下は、クライアントからのHTTPリクエストとサーバからのHTTPレスポンスの基本的な例です。
クライアントリクエスト: GET /index.html HTTP/1.1 Host: www.example.com サーバレスポンス: HTTP/1.1 200 OK Content-Type: text/html; charset=UTF-8 <html> <head><title>サンプルページ</title></head> <body> <h1>こんにちは、世界!</h1> </body> </html>
まとめ
WWWサーバは、インターネットにおける情報通信の基盤となる非常に重要なソフトウェアである。CERN httpdの登場により、WWWの実現が可能となり、現在では不可欠な存在となっている。
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