jquery セレクタ子要素全て

jQueryで子要素を全て取得する方法｜親要素直下、特定の要素のみを指定

この記事では、jQueryを使用して親要素内の全ての子要素を取得する方法について解説します。子要素を全て取得するだけでなく、親要素直下の子要素のみを取得する方法や、特定の種類の子要素のみを取得する方法など、様々なケースに対応できるよう、具体的なコード例を交えながら詳しく解説していきます。

子要素を全て取得する

children() メソッドを使うと、親要素の直接の子要素を全て取得することができます。

$(セレクタ).children() のように使用します。例えば、IDが "parent" の要素内の全ての子要素を取得したい場合は、以下のようになります。


<script>
$(document).ready(function(){
  $("#parent").children().css("border", "solid 1px red");
});
</script>

このコードを実行すると、IDが "parent" の要素内の全ての子要素に、赤い枠線が設定されます。

children() メソッドに引数を指定することで、特定の種類の子要素のみを取得することもできます。例えば、IDが "parent" の要素内のli要素のみを取得したい場合は、以下のようになります。


<script>
$(document).ready(function(){
  $("#parent").children("li").css("background-color", "yellow");
});
</script>

このコードを実行すると、IDが "parent" の要素内のli要素の背景色が黄色に設定されます。

> セレクタを使うと、親要素の直下の子要素のみを取得することができます。children() メソッドと似ていますが、children() メソッドは子要素、孫要素…とすべて取得するのに対し、> セレクタは親要素直下の子要素のみを取得する点が異なります。

$(セレクタ > セレクタ) のように使用します。例えば、IDが "parent" の要素の直下にあるli要素のみを取得したい場合は、以下のようになります。


<script>
$(document).ready(function(){
  $("#parent > li").css("font-style", "italic");
});
</script>

このコードを実行すると、IDが "parent" の要素の直下にあるli要素のフォントスタイルが斜体になります。

find() メソッドを使うと、親要素内の特定の種類の子要素を全て取得することができます。子要素、孫要素など、階層に関係なく、指定したセレクタに一致する要素を全て取得できる点が特徴です。

$(セレクタ).find(セレクタ) のように使用します。例えば、IDが "parent" の要素内の全てのa要素を取得したい場合は、以下のようになります。


<script>
$(document).ready(function(){
  $("#parent").find("a").css("text-decoration", "underline");
});
</script>

このコードを実行すると、IDが "parent" の要素内の全てのa要素に下線が引かれます。

この記事では、jQueryを使用して親要素内の全ての子要素を取得する方法について解説しました。今回の内容を参考に、自身のウェブサイトやアプリケーション開発に役立ててください。

メソッド	説明
`children()`	親要素の直接の子要素を全て取得する
`>` セレクタ	親要素の直下の子要素のみを取得する
`find()`	親要素内の特定の種類の子要素を全て取得する（階層問わず）

A1: children() メソッドは親要素の直接の子要素のみを取得するのに対し、find() メソッドは子要素、孫要素など、階層に関係なく、指定したセレクタに一致する要素を全て取得します。

A2: 親要素直下の子要素のみを取得したい場合に便利です。例えば、複雑なHTML構造の中で、特定の要素の直下にある要素だけを取得したい場合などに使用します。

A3: 取得した子要素はjQueryオブジェクトとして返されるので、通常のjQueryのメソッドを使って処理することができます。例えば、取得した子要素にクラスを追加したい場合は addClass() メソッドを、テキストコンテンツを変更したい場合は text() メソッドを使用します。