jQueryで配列を作成するには？

jQueryで配列を作成する方法は、JavaScriptの配列を作成する方法と全く同じです。JavaScriptには、配列を扱うための便利なメソッドが数多く用意されています。本記事では、jQueryで配列を作成する方法について、具体的なコード例を交えながら解説していきます。

配列を作成/初期化する方法

一般的に配列を作成する構文は以下の通りです。

var 配列変数 = [要素a,要素b,要素c・・・];

varで配列変数を定義し、右辺に[ ]の中へ格納したいデータの値（数値や文字列など）を記述します。それぞれの値は「,(カンマ)」で区切ることを忘れないようにしましょう。

例えば、"apple", "banana", "orange"という３つの果物の名前を要素に持つ配列を作成する場合は、以下のようになります。

var fruits = ["apple", "banana", "orange"];

このように、fruitsという配列変数に、３つの果物の名前を要素として格納することができました。

配列の要素にアクセスするには、配列変数の後に[ ]で囲んだインデックス番号を指定します。インデックス番号は0から始まります。

先ほど作成したfruits配列の2番目の要素("banana")にアクセスする場合は、以下のようになります。

console.log(fruits[1]); // "banana"

fruits[1]とすることで、2番目の要素である"banana"にアクセスすることができます。

配列の要素を変更するには、変更したい要素のインデックス番号を指定して、新しい値を代入します。

先ほど作成したfruits配列の2番目の要素("banana")を"grape"に変更する場合は、以下のようになります。

fruits[1] = "grape";
console.log(fruits); // ["apple", "grape", "orange"]

fruits[1] = "grape"とすることで、2番目の要素が"grape"に変更されたことが確認できます。

jQueryで配列を扱う際に、よく使うメソッドをいくつか紹介します。

A1. push()メソッドを使うことで、配列の末尾に要素を追加できます。 unshift()メソッドを使うことで、配列の先頭に要素を追加できます。

A2. lengthプロパティを使うことで、配列の要素数を取得できます。

A3. pop()メソッドを使うことで、配列の末尾の要素を削除できます。 shift()メソッドを使うことで、配列の先頭の要素を削除できます。特定のインデックスの要素を削除する場合は、splice()メソッドを使用します。