スクロールバーの位置を固定するにはどうすればいいですか？

エクセルなどのスプレッドシートで、大量のデータを取り扱う場合、特定のセルや行、列を常に表示しておきたい場合があります。スクロールしても見出し行が固定されるようにしたり、特定の列を比較しやすいように固定したりすることで、作業効率を大幅に向上させることができます。この記事では、スクロールバーの位置を固定する方法について詳しく解説していきます。

スクロール位置を特定のセルに固定する

スクロール中でも特定のセルを見える位置に固定したい場合は、以下の手順で行います。

スクロールの位置を固定したいセルにマウスカーソルを合わせます。
右クリックメニューから［スクロール開始位置を設定］を選択します。
セルの上辺と左辺の位置でスクロールが固定されるので、目的の位置で固定されているかどうかをスクロールバーで確認します。

この方法では、選択したセルの左上部分が常に表示されるようになります。例えば、10行目、A列のセルを選択した場合、スクロールしても10行目までは常に表示され、A列は常に左端に固定されることになります。

特定の行や列を固定する

見出し行や見出し列を固定したい場合は、「ウィンドウ枠の固定」機能を使用します。この機能を使用すると、指定した行や列より上の行や左側の列が常に表示されるようになります。

固定したい範囲	操作手順
1行目を固定	1行目の任意のセルを選択し、「表示」タブ > 「ウィンドウ枠の固定」 > 「ウィンドウ枠の固定」を選択
A列を固定	A列の任意のセルを選択し、「表示」タブ > 「ウィンドウ枠の固定」 > 「ウィンドウ枠の固定」を選択
1行目とA列を固定	B2セルを選択し、「表示」タブ > 「ウィンドウ枠の固定」 > 「ウィンドウ枠の固定」を選択

固定を解除する場合は、「表示」タブ > 「ウィンドウ枠の固定」 > 「ウィンドウ枠の固定解除」を選択します。

HTML でスクロール位置を制御する

Webページでは、HTML のアンカータグ () や JavaScript を使用してスクロール位置を制御することができます。例えば、ページ内の特定のセクションへスムーズにスクロールさせたい場合などに使用します。

アンカータグを使用したスクロール

アンカータグを使用すると、ページ内の特定の場所にジャンプすることができます。まず、ジャンプ先の要素に id 属性を設定します。

<h2 id="section2">セクション2</h2>

次に、ジャンプ元となるアンカータグを作成します。href 属性にジャンプ先の要素の id を指定します。

<a href="#section2">セクション2へジャンプ</a>

JavaScript を使用したスクロール

JavaScript を使用すると、より柔軟にスクロールを制御することができます。例えば、ページの読み込み時に特定の位置にスクロールしたり、ボタンクリックでスムーズにスクロールしたりすることができます。

<button onclick="scrollToTop()">ページトップへ戻る</button>

<script>
function scrollToTop() {
  window.scrollTo({
    top: 0,
    behavior: 'smooth'
  });
}
</script>

上記は、ボタンをクリックするとページトップへスムーズにスクロールする JavaScript の例です。scrollTo() メソッドを使用し、top に 0 を指定することでページトップへスクロールします。behavior: 'smooth' を指定することで、アニメーションしながらスムーズにスクロールします。

スクロールバーの位置を固定するにはどうすればいいですか？

スクロール位置を特定のセルに固定する

特定の行や列を固定する

HTML でスクロール位置を制御する

アンカータグを使用したスクロール

JavaScript を使用したスクロール

参考文献

関連QA

Q1: スクロールを固定した後に解除するにはどうすればよいですか？

Q2: スクロール位置を固定しても、印刷時に固定されません。

Q3: HTMLでスクロール位置を指定する際に、ページ読み込み時に特定の位置にスクロールさせたいです。