HTMLのtableタグとは？

HTMLの表タグについて

HTMLにおいて、表はデータを行と列に整理して表示するための重要な要素です。表を使うことで、情報をより構造化し、ユーザーにとって見やすく理解しやすい形で提示することができます。

表を作成するためのタグ「TABLE」

HTMLで表を作成するには、「

」タグを使用します。このタグは表の開始と終了を示し、その間に表のコンテンツを記述します。

表の行を作成する「TR」タグ

「

」タグの中に、「」タグを記述することで、表の行を作成します。「TR」はTable Rowの略で、表の横一列を表します。

見出しを作成する「TH」タグ

「」タグの中に、「」タグを記述することで、表の見出しを作成します。「TH」はTable Headerの略で、通常は太字で表示され、その行または列のデータの種類を示します。

データセルを作成する「TD」タグ

「」タグの中に、「」タグを記述することで、表のデータセルを作成します。「TD」はTable Dataの略で、実際のデータが入ります。

表の構造例

これらのタグを使って、以下のようにシンプルな表を作成することができます。




  

    名前
    年齢
    出身地
  

  

    田中太郎
    30
    東京都
  

  

    佐藤花子
    25
    大阪府

このコードを実行すると、以下のような表が表示されます。

名前 年齢 出身地
田中太郎 30 東京都
佐藤花子 25 大阪府

表をさらに見やすくするタグ

上記以外にも、表をより見やすく、分かりやすくするためのタグがいくつかあります。

  • 表のヘッダーグループ「THEAD」タグ: 表のヘッダー部分（タグを含む行）をグループ化します。
  • 表のボディグループ「TBODY」タグ: 表のデータ部分（タグを含む行）をグループ化します。
  • 表のフッターグループ「TFOOT」タグ: 表のフッター部分（集計結果などを表示する行）をグループ化します。
  • セルを結合する「COLSPAN」属性: タグやタグに指定することで、横方向にセルを結合します。
  • セルを結合する「ROWSPAN」属性: タグやタグに指定することで、縦方向にセルを結合します。

これらのタグを利用することで、複雑な構造の表を作成したり、見栄えを調整したりすることができます。

よくある質問

Q1: 表の幅や高さはどのように指定するのですか？

A1: 表の幅や高さは、

タグにstyle属性を追加し、CSSで指定します。例えば、幅を500ピクセルに設定する場合は、
と記述します。

Q2: セルの背景色や文字色を変更することはできますか？

A2: はい、できます。

タグやタグにstyle属性を追加し、CSSで指定します。例えば、セルの背景色を黄色に設定する場合は、と記述します。

Q3: 表をレスポンシブ対応にするにはどうすればよいですか？

A3: 表をレスポンシブ対応にするには、CSSのメディアクエリと組み合わせる方法や、

タグの代わりに
タグなどを使って表を構築する方法があります。詳細については、レスポンシブテーブルに関する資料をご参照ください。