tableタグと一緒に使うタグ
HTMLで表を作成する際に使用するtable
タグですが、単独では意味を成しません。表の構造を定義し、データを表示するためには、いくつかの関連するタグと組み合わせて使用する必要があります。この記事では、table
タグと一緒に使用する主なタグとその役割について詳しく解説し、具体的な例を交えてわかりやすく説明します。
表構造を定義するタグ
table
タグは、表そのものを表すタグであり、表のデータを表示するためには、以下の3つのタグと組み合わせて使用します。
1. tr
タグ:行を定義する
tr
タグは「table row(表の行)」の略で、表の行を定義します。table
タグの子要素として使用し、tr
タグで囲まれた部分が1つの行として扱われます。
使用例
<table>
<tr>
<td>セル1</td>
<td>セル2</td>
</tr>
</table>
2. th
タグ:ヘッダーセルを定義する
th
タグは「table header cell(表のヘッダーセル)」の略で、表のヘッダーセルを定義します。ヘッダーセルは、通常、行や列の見出しとして使用され、デフォルトで太字で表示されます。
使用例
<table>
<tr>
<th>項目</th>
<th>価格</th>
</tr>
<tr>
<td>りんご</td>
<td>100円</td>
</tr>
</table>
3. td
タグ:データセルを定義する
td
タグは「table data cell(表のデータセル)」の略で、表のデータセルを定義します。データセルは、表の各行に含まれる具体的なデータを表します。
使用例
<table>
<tr>
<td>田中太郎</td>
<td>20歳</td>
</tr>
</table>
表の構造例
上記のタグを組み合わせて、以下のようなシンプルな表を作成することができます。
名前 | 年齢 |
---|---|
田中太郎 | 20歳 |
佐藤花子 | 25歳 |
まとめ
table
タグと組み合わせて使用する主なタグは、tr
、th
、td
の3つです。これらのタグを適切に使うことで、HTMLで表現力豊かな表を作成することができます。
関連QA
Q1: th
タグとtd
タグの違いは何ですか?
A1: th
タグは表のヘッダーセルを定義するのに対し、td
タグは表のデータセルを定義するために使用します。セルの内容が、行や列の見出しを表す場合はth
タグを、具体的なデータを表す場合はtd
タグを使用しましょう。
Q2: tr
タグを省略することはできますか?
A2: いいえ、tr
タグは表の行を定義するために必須のタグです。tr
タグがない場合、ブラウザは表の構造を正しく認識できません。
Q3: 表のデザインを変更するにはどうすれば良いですか?
A3: 表のデザインは、CSSを使用して変更することができます。例えば、枠線のスタイルや色、セルの背景色、フォントサイズなどを調整することができます。