HTML タグは全部でいくつありますか?

HTMLタグは全部でいくつ?

HTMLはWebページの骨組みを作るためのマークアップ言語ですが、そのタグは一体どれくらいの数があるのでしょうか?この記事では、HTMLタグの総数と、頻繁に利用される主要なタグについて詳しく解説していきます。

HTMLタグの総数

HTMLタグは、最新のHTML Living Standardによると、全部で142個存在します。しかし、その中には非推奨または廃止されたタグも含まれており、現在も使用可能なタグは115個となっています。つまり、私たちが実際にWebページ作成で使用するタグは115個ということになります。

主要なHTMLタグ一覧

ここでは、頻繁に使用される115個のHTMLタグを16のタイプに分類し、それぞれのタグの簡単な説明とともに紹介します。以下の表を参考に、それぞれのタグがどのような役割を担っているのか理解を深めていきましょう。

タグタイプ タグ名 説明
文書構造 <!DOCTYPE html> HTML文書のタイプ宣言
<html> HTML文書のルート要素
<head> 文書のメタ情報を記述
<title> 文書のタイトルを記述
<body> 文書の本文を記述
<header> 文書やセクションの見出しを記述
<footer> 文書やセクションのフッターを記述
コンテンツセクショニング <main> 文書の主要な内容を記述
<article> 独立したコンテンツを記述
<aside> 補足的なコンテンツを記述
<nav> ナビゲーションリンクを記述
<section> 文書をセクションに分割
<div> コンテンツをグループ化
テキストコンテンツ <h1> - <h6> 見出しを記述 (h1が最も重要)
<p> 段落を記述
<br> 改行を挿入
<hr> 水平線を挿入
<pre> 整形済みテキストを記述
<blockquote> 引用を記述

HTMLタグの使用例

以下は、いくつかのHTMLタグを使った簡単な例です。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>HTMLタグの例</title>
</head>
<body>
  <h1>見出し</h1>
  <p>これは段落です。</p>
</body>
</html>

まとめ

HTMLタグはWebページ作成の基礎となる要素です。この記事で紹介したタグ以外にも、様々なタグが存在します。それぞれのタグの役割を理解し、適切に使いこなせるようになりましょう。

よくある質問

Q1: 非推奨または廃止されたタグは使用しても良いですか?

A1: 非推奨または廃止されたタグは、将来的にサポートされなくなる可能性があります。そのため、可能な限り最新のタグを使用することをおすすめします。

Q2: HTMLタグは大文字と小文字のどちらで書いてもよいですか?

A2: HTMLタグは大文字と小文字を区別しません。しかし、可読性を高めるために、小文字で記述することが一般的です。

Q3: HTMLタグについてもっと詳しく学ぶにはどうすればよいですか?

A3: インターネット上には、HTMLタグに関する多くの情報があります。信頼できるWebサイトや書籍を参考に学習することをおすすめします。例えば、MDN Web Docsは、HTMLタグに関する詳細な情報を提供しています。