HTMLファイルはどこにあるのか?
HTMLファイルを保存し、ブラウザで確認する方法について詳しく説明します。この節では、HTMLファイルの保存手順、適切なファイル名の付け方、およびブラウザでHTMLファイルを確認する方法を学びます。
HTMLファイルの保存
HTMLファイルを作成する際には、正しい形式でファイルを保存し、適切なフォルダ構造を使用することが重要です。このセクションでは、ch02
という新しいフォルダを作成し、HTMLファイルをUTF-8形式で保存する方法を説明します。
1. フォルダの作成
まず、HTMLファイルを保存するためのフォルダを作成します。ch02
というフォルダを作成する手順は次のとおりです。
手順:
- フォルダの新規作成:
- エクスプローラーを開き、
webpage
フォルダに移動します。 - 画面上部の「ファイル」メニューをクリックし、「新規作成」→「フォルダ」を選択します。
- エクスプローラーを開き、
- フォルダ名の変更:
- 作成された「新しいフォルダ」を右クリックし、「名前の変更」を選択して、フォルダ名を
ch02
に変更します。
- 作成された「新しいフォルダ」を右クリックし、「名前の変更」を選択して、フォルダ名を
これで、HTMLファイルを保存するためのch02
フォルダが作成されました。
2. HTMLファイルの作成と保存
次に、テキストエディタを使ってHTMLファイルを作成し、保存します。ここでは、サクラエディタを使用して例を示します。
手順:
- サクラエディタを起動:
- サクラエディタを起動し、新しいファイルを開きます。
- HTMLソースコードの記述:
-
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLのテスト</title> </head> <body> HTMLの基礎を勉強しています。 </body> </html>
- ファイルの保存:
webpage/ch02
フォルダを保存先として選択します。- ファイル名は
test.html
とします。 - 文字コードは「UTF-8」を選択して保存します。
保存手順は次の通りです。
- 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択します。
- ファイル名を
test.html
とし、文字コードはUTF-8
を選択します。 - 「保存」ボタンをクリックして完了です。
3. 文字コードに関する注意
HTMLファイルを日本語で作成する場合、保存時の文字コードに注意しないと文字化けが発生する可能性があります。HTMLファイルの作者は、<meta charset="UTF-8">
タグを使って、使用する文字コードをブラウザに指定します。UTF-8は、現在のウェブ標準で推奨される文字コードです。
HTMLファイルのファイル名
HTMLファイルの命名規則についても理解しておく必要があります。特に、ファイル名には使用できる文字と使用できない文字があるため、注意が必要です。
ファイル名の命名規則
-
使用できる文字: 半角英数字、ハイフン(-)、アンダースコア(_)
例:info.html
、photo1.html
、info-company.html
-
使用できない文字: スペース、特殊記号、日本語
例:info company.html
(スペースを含む)、info&company.html
(&
記号を含む)、会社情報.html
(日本語を含む)
多くのウェブサーバでは、ファイル名の大文字と小文字が区別されるため、ファイル名はすべて小文字で統一することが推奨されます。
HTMLファイルの確認
HTMLファイルを保存した後は、ブラウザを使ってその表示を確認します。このセクションでは、Google Chromeを使用してHTMLファイルを確認する方法を説明します。
手順:
- ブラウザでHTMLファイルを開く:
- エクスプローラーで
webpage/ch02
フォルダを開き、先ほど保存したtest.html
ファイルをダブルクリックします。 - ファイルがブラウザで表示されます。
- エクスプローラーで
ブラウザのアドレスバーの確認
ブラウザのアドレスバーを確認すると、次のように表示されます:
file:///C:/Users/username/Documents/webpage/ch02/test.html
このアドレスは、現在閲覧しているHTMLファイルがローカル環境に保存されていることを示しています。
絶対パスと相対パス
-
絶対パス:
http://
から始まるURLで、ウェブ上のファイルやページの位置を指定します。 例:http://www.example.com/index.html
-
相対パス: 現在のファイルを基点として、他のファイルやリソースの位置を指定します。ウェブサイト内で他のページにリンクを張る際に使用します。 例:
./images/photo.jpg
絶対パスと相対パスの概念は、次の章でより詳細に学びます。
この章では、HTMLファイルの保存とブラウザでの閲覧、適切なファイル名の付け方について学びました。次の章では、HTMLファイル間のリンクの設定について学習します。
HTMLファイルをWebサーバーにアップロードする方法
Webサイトを公開する場合、HTMLファイルはFTPを使用してWebサーバーにアップロードする必要があります。
FTPを使用してファイルをアップロードする基本的な手順は以下の通りです:
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>FTPアップロード例</title> </head> <body> <h1>Hello, World!</h1> <p>このページはFTPを介してアップロードされました。</p> </body> </html>
HTMLファイルの管理とバージョン管理
多くの開発者はGitなどのバージョン管理システムを使用して、HTMLファイルの変更履歴を管理しています。
Gitを用いた基本的な操作は次の通りです:
$ git init $ git add <ファイル名> $ git commit -m "初回コミット"
さらに詳しい情報は、以下のリソースを参照してください:
QA
- Q: HTMLファイルはどのように開くことができますか?
A: HTMLファイルはブラウザで直接開くことができます。 - Q: HTMLファイルを編集するための推奨エディタは何ですか?
A: VSCodeやAtomなどのコードエディタがお勧めです。 - Q: FTP以外にHTMLファイルをアップロードする方法はありますか?
A: SFTPやWeb管理パネルを使用することもできます。
その他の参考記事:html ファイル