htmlファイル 画像

HTMLファイルで画像を使用する方法

このブログ記事では、HTMLファイルに画像を埋め込む方法について説明しています。画像のURLを指定する方法や、ローカルファイルとして保存された画像を使用する手順、そして画像のサイズや位置を調整するためのCSSの使い方についても触れています。初心者から経験者まで、役立つ情報が満載です。

HTMLで画像を表示させるには?

ブラウザ上に画像を表示するためには、<img>タグを使用します。このタグを使用することで、HTMLファイル内に画像を簡単に表示させることができます。画像ファイルの指定は、パス(絶対パスまたは相対パス)を使って行います。ここでは、<img>タグの使い方や、画像のパスを指定する方法について詳しく解説します。

1.1 <img>タグを使おう

内容:

HTMLでブラウザ上に画像を表示させるために使用する基本的なタグが<img>です。このタグには終了タグがなく、単独で使用します。画像のファイルパスはsrc属性を使って指定します。さらに、画像が表示されなかった場合やSEO対策のために、alt属性で代替テキストを指定することが推奨されます。

使用例:

<img src="画像のパス" alt="画像の説明">

注意点:

  • <img>タグには終了タグが存在しません。無理に</img>を記述するとエラーの原因になるため注意しましょう。
  • src属性で指定する画像の場所(パス)は、絶対パスまたは相対パスで指定します。

1.1.1 <img>タグの記述例

絶対パスと相対パスを使用した記述例:

<!-- 絶対パスを使った例 -->
<img src="https://example.com/images/photo.jpg" alt="サンプル画像">

<!-- 相対パスを使った例 -->
<img src="images/photo.jpg" alt="サンプル画像">

絶対パス:

絶対パスは、インターネット上の画像のURL全体を指定する方法です。この場合、どこからアクセスしても正確に画像が表示されますが、インターネット接続が必要です。

相対パス:

相対パスは、HTMLファイルが存在する場所から見た画像ファイルの位置を指定します。この方法は、ローカル環境や同じディレクトリ内の画像を扱う場合に有効です。

1.2 絶対パスと相対パス

絶対パス:

絶対パスは、画像ファイルまでの完全なURLを指定するものです。通常、http://https://で始まる形式で、オンライン上にある画像ファイルを示します。絶対パスを使用すると、リンク切れが少なくなりますが、オフライン環境では画像を表示できません。

相対パス:

相対パスは、HTMLファイルから見た画像ファイルの相対的な位置を指定するものです。HTMLファイルと画像ファイルが同じディレクトリにある場合は、ファイル名だけで済みます。相対パスはオフラインでも画像を表示でき、表示速度も速くなりますが、ファイル構造が変更されるとリンク切れが発生することがあります。


2. 画像の位置を指定する方法

<img>タグで表示された画像は、デフォルトで左寄りに表示されます。画像の位置を自由に調整したい場合は、CSSを使って位置を指定することができます。ここでは、右寄せ、中央寄せ、または特定の位置に画像を配置する方法について説明します。

2.1 画像を右寄せ、中央に寄せる

内容:

画像を右寄せや中央寄せにするには、CSSのtext-alignプロパティを使用します。このプロパティを使うことで、画像の配置を簡単に変更できます。

使用例:

<!-- 画像を右寄せ -->
<p style="text-align:right;">
  <img src="images/photo.jpg" alt="サンプル画像">
</p>

<!-- 画像を中央寄せ -->
<p style="text-align:center;">
  <img src="images/photo.jpg" alt="サンプル画像">
</p>

text-align:right;で右寄せ、text-align:center;で中央寄せにすることができます。

2.2 画像の位置を指定して表示する

内容:

CSSのpositionプロパティを使うことで、画像を自由な場所に配置できます。absoluterelativeを使い、画像の上部や左端からの位置を指定することができます。

使用例:

<!-- 画像を画面内の特定の位置に配置 -->
<p style="position:absolute; top:50px; left:100px;">
  <img src="images/photo.jpg" alt="サンプル画像">
</p>

この例では、画面の上端から50px、左端から100pxの位置に画像が表示されます。

2.3 画像の大きさを指定する

内容:

<img>タグのwidth属性とheight属性を使うことで、画像の大きさを指定できます。単位としてはpx%を使用し、画像のサイズを自由に調整することができます。

使用例:

<!-- 画像の幅を100pxに指定 -->
<img src="images/photo.jpg" width="100" alt="サンプル画像">

<!-- 画像の幅を50%に指定 -->
<img src="images/photo.jpg" width="50%" alt="サンプル画像">

width="100"は横幅を100ピクセルに、width="50%"は表示エリアの幅の50%に画像を設定します。


3. 画像にタイトルやテキストを付ける

画像には代替テキストやタイトルを付与することができます。これにより、画像が表示されない場合でも代替テキストが表示され、ユーザーの利便性やSEOの向上に繋がります。

3.1 代替テキストの付属

内容:

代替テキスト(alt属性)は、画像が読み込めなかった場合に表示されるテキストです。SEO対策としても有効で、検索エンジンにも画像の内容を伝えることができます。

使用例:

<img src="images/photo.jpg" alt="代替テキスト">

このalt属性には、画像を簡潔に説明するテキストを記述しましょう。

3.2 タイトルの表示方法

内容:

title属性を使うことで、画像にマウスをポイントした際にタイトルが表示されます。この機能を使うことで、画像の内容を補足的に説明することができます。

使用例:

<img src="images/photo.jpg" alt="代替テキスト" title="画像のタイトル">


4. <img>タグで画像を自由に表示しよう

<img>タグを使えば、簡単にWebページ上に画像を表示できます。さらに、CSSと組み合わせることで、画像の位置やサイズを自由に調整し、魅力的なページを作成することができます。

HTMLで画像を埋め込む方法

HTMLファイルに画像を埋め込むための基本的な方法を説明します。具体的なサンプルコードを示しながら、<img>タグの使い方や属性について詳しく解説します。

<html>
<head>
    <title>画像埋め込みの例</title>
</head>
<body>
    <h1>画像の表示例</h1>
    <img src="https://example.com/image.jpg" alt="説明文" width="300" height="200">
</body>
</html>

画像のサイズと位置の調整

CSSを用いて画像のサイズを変更したり、位置を調整する方法を紹介します。画面上での画像の見せ方を工夫するテクニックについても言及します。

プロパティ 説明
width 画像の幅を指定します。
height 画像の高さを指定します。
margin 画像の周りの余白を指定します。
<style>
    img {
        width: 100px;
        height: auto;
        margin: 20px;
    }
</style>

ローカル画像とウェブ画像の使い分け

ローカルに保存されている画像と、オンライン上の画像をどのように使い分けるかを説明します。それぞれのメリットとデメリットについても触れています。

  • ローカル画像: ポートフォリオやローカルテストに適しているが、他のユーザーと共有する場合は難しい。
  • ウェブ画像: 簡単に共有でき、オンラインでのアクセシビリティが高いが、リンク切れや読み込み速度の問題がある。

参考文献: MDN Web Docs - HTML <img>要素

QA

Q1: ウェブ画像のURLが変更された場合、どうなりますか?
A1: 画像が表示されなくなりますので、URLを更新する必要があります。
Q2: CSSが適用されない場合、どうすればいいですか?
A2: CSSの適用箇所や記述内容を確認し、正しいセレクタを使用しているかをチェックしてください。
Q3: alt属性の重要性は何ですか?
A3: alt属性は画像が表示できない場合の代替テキストを提供し、アクセシビリティを向上させます。

その他の参考記事:html ファイル