WordPressの権限を変更するにはどうすればいいですか?

WordPressの権限を変更するには?初心者でもできるユーザー役割設定ガイド

WordPressサイトの運営に欠かせないユーザー権限。本記事では、WordPressのユーザー役割と権限について分かりやすく解説し、初心者の方でも安全に権限設定ができるよう、画像付きで設定方法をステップごとにご紹介します。

WordPressユーザー役割:サイトへのアクセスレベルを決定する

WordPressには、サイトへのアクセスレベルや操作権限が異なる6つのデフォルトのユーザー役割が用意されています。それぞれの役割と、できることを具体的に見ていきましょう。

役割 説明 権限
スーパー管理者 複数サイトを管理するネットワーク全体へのアクセス権を持つ、最も強力な役割。
  • 全てのサイト設定、プラグイン、テーマの管理
  • ユーザーの追加、削除、役割変更
管理者 単一のウェブサイトのすべてを管理できる役割。
  • プラグイン、テーマのインストール、有効化、無効化
  • 投稿、固定ページ、コメントの管理
  • ユーザーの追加、削除、役割変更 (自身より上位の役割は除く)
編集者 コンテンツの作成、編集、公開に関する広範な権限を持つ役割。
  • 投稿、固定ページ、カテゴリー、タグの管理
  • コメントの承認、削除
投稿者 自分の投稿を作成、編集、公開できる役割。
  • 投稿のステータス変更
寄稿者 自分の投稿を作成し、保存できる役割。公開はできない。
  • 投稿の作成、編集
購読者 投稿、ページを閲覧できる役割。
  • プロフィールの編集

WordPressユーザー権限の変更方法:ステップバイステップガイド

WordPressのユーザー権限を変更する方法は簡単です。以下の手順に従って設定しましょう。

  1. WordPressダッシュボードにログイン
  2. 左側のメニューから「ユーザー」を選択
  3. 権限を変更したいユーザーにカーソルを合わせ、「編集」をクリック
  4. 「役割」セクションで、新しい役割を選択
  5. ページ下部の「ユーザーを更新」ボタンをクリック

WordPressユーザー権限の変更方法

ユーザー役割と権限のカスタマイズ

WordPressのデフォルトのユーザー役割では不十分な場合は、プラグインを使用してユーザー役割と権限をカスタマイズすることができます。例えば、特定の投稿タイプへのアクセス権を制限したり、新しいユーザー役割を作成したりすることができます。

例えば、「User Role Editor」というプラグインを使用すると、以下のようなカスタマイズが可能になります。


// 特定のユーザー役割に権限を追加する例
function add_custom_user_role_capabilities() {
  $role = get_role( 'editor' ); // 編集者の役割を取得
  $role->add_cap( 'edit_theme_options' ); // テーマ編集の権限を追加
}
add_action( 'admin_init', 'add_custom_user_role_capabilities' );

まとめ

WordPressのユーザー権限は、サイトのセキュリティと円滑な運営に欠かせない要素です。それぞれの役割と権限を理解し、適切に設定することで、安全で効率的なウェブサイト運営を実現しましょう。

WordPressユーザー権限に関するQ&A

Q1. ユーザー役割を変更するにはどうすればよいですか?

A1. WordPressダッシュボードにログインし、「ユーザー」→「すべてのユーザー」に進みます。権限を変更したいユーザーにカーソルを合わせ、「編集」をクリックします。「役割」セクションで新しい役割を選択し、「ユーザーを更新」ボタンをクリックします。

Q2. デフォルトのユーザー役割以外に、新しい役割を追加できますか?

A2. はい、プラグインを使用することで新しいユーザー役割を追加できます。例えば、「User Role Editor」などのプラグインを利用すると、独自の役割を作成し、権限をカスタマイズできます。

Q3. ユーザーが自分の権限を確認するにはどうすればよいですか?

A3. ユーザーは、WordPressダッシュボードにログインし、画面上部のツールバーにある「こんにちは、[ユーザー名]」をクリックすることで、自分のプロフィールページにアクセスできます。プロフィールページには、現在のユーザー役割が表示されています。

その他の参考記事:jquery wordpress 動か ない