「If」はどうやって使うのですか?
「If」は、英語で条件を表す接続詞の一つで、日本語では「もし~ならば」という意味になります。この「if」、皆さんは正しく使えていますか? 実は、日本語と英語では文章の組み立て方が違うため、少し注意が必要なんです。
「If」の基本的な使い方
「If」は、「主語+動詞」とセットで使うのが基本です。2つの文章を繋ぐ接続詞であり、「If 主語+動詞, 主語+動詞」や、「主語+動詞 if 主語+動詞」という形で使います。
パターン1: If + 主語 + 動詞, 主語 + 動詞
このパターンでは、「もし~ならば、~です」というように、条件を文頭に持ってきます。
<p>If it rains tomorrow, I will stay home.</p>
<p>(もし明日雨が降ったら、家にいます。)</p>
パターン2: 主語 + 動詞 if 主語 + 動詞
このパターンでは、「~です、もし~ならば」というように、結果を文頭に持ってきます。
<p>I will stay home if it rains tomorrow.</p>
<p>(家にいます、もし明日雨が降ったら。)</p>
どちらのパターンも同じ意味を表しますが、ニュアンスが少し異なります。パターン1は、条件を強調したい場合に使い、パターン2は、結果を強調したい場合に使うことが多いです。
「If」を使う際の注意点
「If」を使う際には、いくつかの注意点があります。
1. カンマ(,)の位置
「If + 主語 + 動詞, 主語 + 動詞」のパターンでは、「If」の後の文節の終わりにカンマ(,)を必ずつけます。「主語 + 動詞 if 主語 + 動詞」のパターンでは、カンマは必要ありません。
2. 未来のことでも現在形を使う
「If」を使った文で未来のことを表す場合でも、「will」や「be going to」などの未来形は使いません。代わりに、現在形を使います。
<p>If I go to Japan, I will visit Kyoto. (誤)</p>
<p>If I go to Japan, I visit Kyoto. (正)</p>
<p>(日本に行ったら、京都に行きます。)</p>
「If」を使った様々な表現
「If」は、様々な表現に使うことができます。ここでは、いくつかの例を紹介します。
表現 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
if not | もし~でないならば | I will go out if it is sunny tomorrow. If not, I will stay home. (明日晴れたら出かけます。そうでなければ、家にいます。) |
even if | たとえ~でも | Even if it rains tomorrow, I will go out. (たとえ明日雨が降っても、出かけます。) |
as if | まるで~のように | He talks as if he knew everything. (彼はまるで全てを知っているかのように話す。) |
参考文献
- if_1 noun - Definition, pictures, pronunciation and usage notes | Oxford Advanced Learner's Dictionary at OxfordLearnersDictionaries.com
- Definition of IF - Merriam-Webster
よくある質問
Q1. 「If」と「When」の違いは何ですか?
A1. 「If」は「もし~ならば」という仮定の条件を表し、「When」は「~するとき」という時を表します。「If」を使った文は、その条件が満たされるかどうかはわかりませんが、「When」を使った文は、その条件が満たされることは確定しています。
Q2. 「If」を使った文で、過去形は使えますか?
A2. はい、使えます。ただし、過去形の「If」を使った文は、「仮定法過去」という特別な意味になります。仮定法過去は、現実には起こらなかったことや、起こる可能性が低いことを表す際に使います。
Q3. 「If」の代わりに使える接続詞はありますか?
A3. はい、あります。「provided that」「assuming that」「in case」などは、「If」と同じような意味で使えます。ただし、これらの接続詞は、「If」よりもフォーマルな表現です。
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