HTMLとDHTMLの違いとは?
本記事では、HTMLとDHTMLの違いについて解説します。HTMLは静的なウェブページを作成するためのマークアップ言語であるのに対し、DHTMLは動的なウェブページを作成するための技術です。
HTMLとは?
HTMLは、HyperText Markup Languageの略で、ウェブページの構造や内容を記述するためのマークアップ言語です。HTMLでは、見出し、段落、リスト、リンク、画像などの要素を定義することができます。HTMLは、ウェブブラウザによって解釈され、表示されます。
HTMLの例
<h1>見出し</h1>
<p>これは段落です。</p>
DHTMLとは?
DHTMLは、Dynamic HTMLの略で、HTML、CSS、JavaScriptを組み合わせて、動的なウェブページを作成する技術です。DHTMLを使用すると、ユーザーの操作に応じて、ウェブページの内容を動的に変更したり、アニメーションを表示したりすることができます。
DHTMLの例
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>DHTML の例</title>
<style>
#dynamicText {
font-size: 20px;
color: blue;
}
</style>
<script>
function changeContent() {
var element = document.getElementById("dynamicText");
element.innerHTML = "内容が動的に変更されました!";
element.style.color = "red";
element.style.fontSize = "30px";
}
</script>
</head>
<body>
<h1>DHTML の例</h1>
<p id="dynamicText">これはDHTMLの例です。</p>
<button onclick="changeContent()">内容を変更する</button>
</body>
</html>
この例では、赤いボックスをクリックすると、JavaScriptによって背景色が青に変わります。
HTMLとDHTMLの主な違い
特徴 | HTML | DHTML |
---|---|---|
目的 | 静的なウェブページの作成 | 動的なウェブページの作成 |
技術 | HTMLのみ | HTML、CSS、JavaScript |
インタラクティブ性 | なし | あり |
動的なコンテンツ | なし | あり |
まとめ
HTMLは静的なウェブページを作成するためのマークアップ言語であるのに対し、DHTMLはHTML、CSS、JavaScriptを組み合わせて、動的なウェブページを作成する技術です。
関連QA
Q1: DHTMLを使用するメリットは何ですか?
A1: DHTMLを使用すると、ユーザーの操作に応じて、ウェブページの内容を動的に変更したり、アニメーションを表示したりすることができます。これにより、より魅力的でインタラクティブなウェブページを作成することができます。
Q2: DHTMLは、すべてのブラウザで動作しますか?
A2: DHTMLは、JavaScriptやCSSのサポート状況によって、ブラウザによって動作が異なる場合があります。そのため、クロスブラウザ対応を考慮する必要があります。
Q3: DHTMLの学習は難しいですか?
A3: DHTMLを学ぶには、HTML、CSS、JavaScriptの基礎知識が必要となります。しかし、これらの技術の基礎を理解していれば、DHTMLを習得することは難しくありません。