HTMLファイルの作成方法
HTMLファイルを作る手順はとても簡単です。テキストファイルを新規で作成し、その中にHTMLを記述したら、その内容を保存して拡張子を「.html」に変えるだけです。以下に具体的な手順を画像付きで解説します。
1. テキストファイルの新規作成
Windowsであれば「メモ帳」、Macであれば「テキストエディット」など、お使いのパソコンに標準搭載されているテキストエディタを起動しましょう。そして、新規ファイルを作成します。
2. HTMLの記述
新規作成したテキストファイルに、以下の様なHTMLを記述してみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>初めてのHTMLページ</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、世界!</h1>
</body>
</html>
上記コードの解説は以下の通りです。
タグ | 説明 |
---|---|
<!DOCTYPE html> |
HTMLのバージョンを宣言します。 |
<html lang="ja"> |
HTML文書の開始タグです。lang="ja" は日本語のページであることを示します。 |
<head> |
ページのタイトルやメタ情報などを記述するセクションです。 |
<meta charset="UTF-8"> |
文字コードをUTF-8に設定します。 |
<title>初めてのHTMLページ</title> |
ページのタイトルを設定します。ブラウザのタブに表示されます。 |
</head> |
headセクションの終了タグです。 |
<body> |
ページの本文を記述するセクションです。 |
<h1>こんにちは、世界!</h1> |
見出しを表示するタグです。h1は最も大きな見出しです。 |
</body> |
bodyセクションの終了タグです。 |
</html> |
HTML文書の終了タグです。 |
3. ファイルの保存
記述したHTMLを、「index.html」というファイル名で保存しましょう。ファイル名は任意ですが、拡張子を「.html」にすることが重要です。文字コードは「UTF-8」を選択してください。
4. HTMLファイルの実行
保存した「index.html」ファイルをダブルクリックすると、ブラウザが起動し、「こんにちは、世界!」という見出しが表示されます。
HTMLファイル作成に関するQ&A
Q1: HTMLファイルは必ず「index.html」という名前じゃないといけないの?
A1: いいえ、ファイル名は任意です。ただし、拡張子は「.html」にする必要があります。
Q2: 文字コードはUTF-8以外でも大丈夫?
A2: 基本的にはUTF-8を推奨します。他の文字コードを使用する場合、文字化けが発生する可能性があります。
Q3: HTMLファイルを作成したのに、ブラウザで開いても何も表示されない場合は?
A3: HTMLの記述に誤りがないか確認しましょう。特に、開始タグと終了タグが正しく対になっているかを確認することが重要です。