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HTMLとは何か
ウェブサイトを構築するための基礎となる言語、それがHTMLです。HTMLは「HyperText Markup Language」の略で、ウェブページの構造や内容を記述するために用いられます。
HTMLの基本構造
HTML文書は、タグと呼ばれる特別な記号で囲まれた要素によって構成されています。基本的な構造は以下の通りです。
```html
見出し
段落テキスト。
```
各要素の説明:
<!DOCTYPE html>
: 文書のタイプ宣言。HTML5 であることを示します。<html>
: HTML文書のルート要素。<head>
: 文書のメタ情報(文字コード、タイトルなど)を記述します。<title>
: ページタイトルを指定します。ブラウザのタブに表示されます。<body>
: ウェブページに実際に表示される内容を記述します。<h1>
: 見出しを表す要素。h1〜h6までレベルがあります。<p>
: 段落を表す要素。
HTMLの要素例
HTMLには、様々な要素が存在します。以下に、代表的な要素と、その使い方の例を挙げます。
| 要素 | 説明 | 使用例 | 表示例 | |---|---|---|---| | <a>
| リンクを作成する | <a href="https://www.google.com/">Google</a>
| Google | | <img>
| 画像を挿入する | <img src="image.jpg" alt="画像の説明">
| | | <table>
| 表を作成する | | | | <tr>
| 表の行を作成する | | | | <td>
| 表のセルを作成する | | | | <ul>
| 順序なしリストを作成する | <ul><li>項目1</li><li>項目2</li></ul>
|
- 項目1
- 項目2
| | <ol>
| 順序付きリストを作成する | <ol><li>項目1</li><li>項目2</li></ol>
|
- 項目1
- 項目2
|
リスト要素 <li>
について
<li>
は HTML の要素で、リストの項目を表すために用いられます。この要素は、その項目が属する順序付きリスト (<ol>
)、順序なしリスト (<ul>
)、メニュー (<menu>
) のいずれかの子要素として配置する必要があります。
HTMLとCSS、JavaScriptの関係
HTMLは、あくまでもウェブページの構造や内容を記述する言語です。見た目を美しくしたり、動きを加えたりするには、CSSやJavaScriptと連携させる必要があります。
- CSS (Cascading Style Sheets): HTML要素のスタイル(色、大きさ、配置など)を設定するための言語。
- JavaScript: ウェブページに動的な機能(アニメーション、ユーザーインタラクションなど)を追加するためのプログラミング言語。
HTMLに関するFAQ
Q1: HTMLを学ぶにはどうすれば良いですか?
A1: インターネット上には、無料の学習サイトや動画教材がたくさんあります。また、書籍も出版されていますので、自分に合った方法で学習しましょう。
Q2: HTMLだけでウェブサイトは作れますか?
A2: 基本的な構造や内容はHTMLだけで作成できますが、見栄えを良くしたり、複雑な機能を追加するには、CSSやJavaScriptも必要になります。
Q3: HTMLの最新バージョンは?
A3: 2023年現在、HTMLの最新バージョンはHTML5.2です。ただし、広く普及しているのはHTML5なので、まずはHTML5を学ぶと良いでしょう。