Valは何の略ですか?
プログラミングをしていると、「val」というキーワードを目にしますよね。一体これは何の略で、どんな時に使うのでしょうか?この記事では、「val」について詳しく解説していきます。
Valの正体
ちなみに、「val」はvalueの略で、valueとは「データや一つのオブジェクト」を指す言葉です。 「var」のほうは,普通にvariable(変数)の略ですね。
Valを使った変数定義
最初にvalを使った変数定義から見ていきましょう。
val name = "太郎"
val age = 20
このように、"val"キーワードの後に変数名、"="、そして代入したい値の順で記述します。上記の例では、"name"という変数に"太郎"という文字列が、"age"という変数に20という数値が代入されています。
Valの特徴:再代入不可
valで定義された変数は、再代入ができません。つまり、一度値を代入したら、その後変更することはできません。例えば、下記のようなコードはエラーになります。
val name = "太郎"
name = "次郎" // エラー!
これは、valがイミュータブル(immutable = 不変)な変数を定義するために用いられるためです。一度定義したら値が変わらないことが保証されるため、プログラムの安全性や可読性を向上させることができます。
ValとVarの使い分け
では、valとvarはどのように使い分ければ良いのでしょうか?基本的には、値を変更する必要がない場合はvalを、値を変更する必要がある場合はvarを使うと良いでしょう。
例えば、下記の表のように使い分けることができます。
用途 | val | var |
---|---|---|
定数 | 〇 | × |
ループカウンタ | × | 〇 |
計算結果の一時保存 | 状況による | 状況による |
まとめ
この記事では、"val"について解説しました。valはvalueの略で、再代入不可な変数を定義する際に使われます。プログラムの安全性や可読性を向上させるために、積極的にvalを使っていきましょう。
参考文献
よくある質問
Q1: valで定義した変数の値を後から変更することはできますか?
A1: いいえ、valで定義した変数は再代入不可であるため、後から値を変更することはできません。
Q2: どうしてもvalで定義した変数の値を変更したい場合はどうすれば良いですか?
A2: valではなくvarで変数を定義してください。ただし、安易に変数の値を変更するとプログラムの可読性が低下する可能性があるため注意が必要です。
Q3: valとvarのどちらを使うべきか迷う場合はどうすれば良いですか?
A3: 基本的には、値を変更する必要がない場合はvalを、値を変更する必要がある場合はvarを使うと良いでしょう。迷う場合は、プログラムの可読性や保守性を考慮して判断してください。
その他の参考記事:jquery value 取得