スマホでHTMLをダウンロードする方法
インターネットで気になる情報を見つけた時、後でゆっくり読みたい、電波状況が悪い場所でも見られるように保存しておきたい、と思うことはありませんか? そんな時に役立つのが、WebサイトのHTMLデータをダウンロードする方法です。 この記事では、Androidスマホを使って、見ているWebページをHTMLファイルとして保存する方法を分かりやすく解説します。
ダウンロードボタンで簡単に保存
Androidスマホで閲覧しているWebサイトを保存する方法は、とても簡単です。アドレスバーの右端にあるダウンロードボタン(下矢印のマーク)をタップするだけです。
ダウンロードボタンをタップすれば、アドレスバーに表示されているHTML形式のファイルと、ページ内に含まれる画像ファイルなどをまとめて端末内のストレージに保存することができます。ダウンロードが完了すると、通知バーに完了のメッセージが表示されます。
ダウンロードしたファイルを確認する
ダウンロードしたファイルを確認するには、ファイルマネージャーアプリを使用します。多くのAndroidスマホには、「ファイル」や「Files」などの名前のファイルマネージャーアプリがプリインストールされています。ファイルマネージャーアプリを開き、「ダウンロード」フォルダを選択すると、ダウンロードしたHTMLファイルと画像ファイルなどが確認できます。
保存したWebページをオフラインで閲覧する
ダウンロードしたHTMLファイルをタップすると、ブラウザアプリで開くことができます。インターネットに接続していなくても、保存した時点でのWebページの内容を閲覧することができます。
表で比較!ダウンロードとスクリーンショットの違い
Webページの保存方法として、スクリーンショットを撮る方法もありますが、ダウンロードとスクリーンショットでは、以下のような違いがあります。
項目 | ダウンロード | スクリーンショット |
---|---|---|
保存形式 | HTML、画像ファイルなど | 画像ファイル(PNG、JPGなど) |
オフライン閲覧 | 可能 | 可能 |
テキストのコピー | 可能 | 不可(OCRアプリが必要) |
ページ全体を保存 | 可能 | スクロールして複数枚撮影が必要 |
よくある質問
Q1: ダウンロードしたHTMLファイルを開いても、画像が表示されません。
A1: HTMLファイルと一緒にダウンロードされた画像ファイルが、同じフォルダに保存されているか確認してください。もし、画像ファイルが別のフォルダに保存されている場合は、HTMLファイルと同じフォルダに移動する必要があります。
Q2: ダウンロードしたWebページの内容が、閲覧時と異なっています。
A2: Webページによっては、JavaScriptなどを使用して動的にコンテンツが生成されている場合があります。ダウンロードしたHTMLファイルには、JavaScriptの実行結果が反映されないため、閲覧時と内容が異なる場合があります。
Q3: 保存したいWebページにダウンロードボタンが表示されません。
A3: Webサイトによっては、ダウンロードを制限している場合があります。その場合は、他の方法でWebページを保存する必要があります。例えば、スクリーンショットを撮ったり、Webページの内容をコピーしてメモアプリに貼り付けたりする方法があります。