HTMLのタグとは?
HTMLは、Webページの骨組みを作るための言語です。そのHTMLを構成する要素の一つが「タグ」です。この記事では、HTMLのタグについて、基礎から詳しく解説していきます。
タグ:文字に意味を与える印
「タグ」とは「文字(テキスト)に意味を与えてあげる印のようなもの」です。下の例のように、文字をタグで囲うと、ただの文字がh1(見出し)やp(段落)といった意味を持つようになります。
<h1>HTMLを学習しよう!</h1>
※「HTMLを学習しよう!」という文字にh1(見出し)という意味が加わった。
タグの構造
ほとんどのHTMLタグは、開始タグと終了タグのペアで構成されています。
開始タグ | 内容 | 終了タグ |
---|---|---|
<h1> | HTMLを学習しよう! | </h1> |
- 開始タグ:タグの名前を山括弧(< >)で囲みます。 例:<h1>
- 内容:開始タグと終了タグの間に、表示したい文字や画像などを記述します。
- 終了タグ:開始タグと同じ名前のタグの前にスラッシュ(/)を付けます。 例:</h1>
よく使うタグの例
HTMLには、様々な役割を持ったタグが数多く存在します。ここでは、特に頻繁に利用される代表的なタグをいくつかご紹介します。
タグ名 | 説明 | 記述例 | 表示例 |
---|---|---|---|
<h1>~</h1> | 見出し(大見出し) | <h1>見出し1</h1> | 見出し1 |
<p>~</p> | 段落 | <p>これは段落です。</p> | これは段落です。 |
<a>~</a> | リンク | <a href="https://www.google.com/">Google</a> | |
<img> | 画像 | <img src="image.jpg" alt="画像の説明"> |
まとめ
この記事では、HTMLのタグについて解説しました。タグは、Webページに様々な要素を表現するために欠かせないものです。基本的なタグを理解し、実際にHTMLを書いてみましょう。
HTMLタグに関するQ&A
Q1: タグ名は大文字と小文字どちらで書いてもいいですか?
A1: HTMLでは、タグ名は大文字・小文字を区別しません。しかし、近年はHTMLを記述する際のルールとして、全て小文字で統一することが一般的になっています。
Q2: 終了タグのないタグはありますか?
A2: はい、<br> や <img> のように終了タグを持たないタグも存在します。これらのタグは「空要素」と呼ばれます。
Q3: タグの中に別のタグを入れ子にすることはできますか?
A3: はい、入れ子にすることができます。これを「ネスト」と呼びます。ただし、タグの親子関係にはルールがあるので、正しい順番でネストする必要があります。