HTML Menuタグについての解説
Menuタグの定義と使用説明
HTML <menu>
タグは、ユーザーに提供されるコマンドやメニューのリストを定義するために使用されます。このタグは、ナビゲーションメニューやコンテキストメニュー、ツールバーなどのインターフェースを作成するために使用されることが一般的です。しかし、このタグはHTML5仕様において非推奨となっています。
ブラウザのサポート状況
<menu>
タグのブラウザサポート状況は以下の通りです:
ブラウザ | 対応状況 |
---|---|
Chrome | 部分対応 |
Firefox | 非対応 |
Safari | 部分対応 |
Edge | 部分対応 |
Internet Explorer | 非対応 |
Menuタグの属性
<menu>
タグには以下の属性があります:
- type: メニューのタイプを指定します。デフォルトは
list
ですが、context
やtoolbar
も指定できます。 - label: メニューのラベルを指定します。特に
type
がcontext
の場合に用いられます。
Menuタグのイベント
<menu>
タグで使用される主なイベントは以下の通りです:
- onshow: メニューが表示されるときに発生します。
- onhide: メニューが非表示にされるときに発生します。
- onselect: メニュー項目が選択されるときに発生します。
コード例
以下は <menu>
タグの使用例です:
<html>
<body>
<menu type="context" id="myMenu">
<menuitem label="リロード" onclick="window.location.reload()"></menuitem>
<menuitem label="印刷" onclick="window.print()"></menuitem>
</menu>
<p oncontextmenu="showMenu(event)">右クリックでコンテキストメニューを表示</p>
<script>
function showMenu(event) {
document.getElementById('myMenu').style.display = 'block';
event.preventDefault();
}
</script>
</body>
</html>
QA
Q: <menu>
タグは何のために使いますか?
A: <menu>
タグは、ユーザーに提供されるコマンドやメニューのリストを定義するために使用されます。
Q: <menu>
タグにはどのような属性がありますか?
A: <menu>
タグには type
属性と label
属性があります。
Q: <menu>
タグは全てのブラウザでサポートされていますか?
A: いいえ、<menu>
タグは全てのブラウザでサポートされているわけではなく、例えばFirefoxやInternet Explorerでは非対応です。