URLとホームページアドレスの違いは何ですか？

インターネットの世界で、Webサイトにアクセスする際に欠かせないのが「URL」と「ホームページアドレス」です。どちらも同じ意味で使われることが多いですが、厳密には異なる意味を持っています。

URLとホームページアドレスの違い

結論から言うと、URLとホームページアドレスは、ほとんどの場合、同じ意味として捉えて問題ありません。しかし、厳密に言うと、以下のような違いがあります。

項目	説明
URL (Uniform Resource Locator)	インターネット上のリソース(資源)の場所を示す記述方法、つまり「住所の書き方」を指します。Webページだけでなく、画像や動画、ファイルなど、インターネット上のあらゆるリソースを特定することができます。
ホームページアドレス	Webサイトのトップページ (ホームページ) のURLを指します。一般的にURLと同じ意味で使われますが、「ホームページ」という特定のページを指す場合に用いられます。

例えるなら、

URLは「〇〇県△△市□□町1-2-3」のような住所の書き方
ホームページアドレスは「〇〇県△△市□□町1-2-3にある山田さんの家」のように、特定の家を指す

というイメージです。ホームページアドレスは、URLの中でもホームページのある場所を示すために使われます。

URLの構造

URLは、いくつかの要素で構成されています。例として、GoogleのトップページのURLを見てみましょう。

https://www.google.com/

このURLは、以下の要素から成り立っています。

要素	説明	例
プロトコル	Webページにアクセスするための通信規約を指定します。	https://
ドメイン名	Webサイトの住所となる名前です。	www.google.com
パス	Webサイト内の特定のページやファイルを示す階層構造です。	/ (スラッシュのみの場合はトップページ)

まとめ

URLとホームページアドレスは、ほぼ同じ意味で使われますが、厳密には「住所の書き方」と「住所」という違いがあります。名刺などに「URL」と書かれていたら、ホームページアドレスのことだと解釈して問題ありません。URLの構造を理解することで、インターネット上のリソースにアクセスする方法をより深く理解することができます。

参考文献

URL とは - ウェブの基礎知識 | MDN

よくある質問

Q1. URLとホームページアドレスは、使い分けが必要ですか？

A1. 日常生活では、ほとんどの場合、意識して使い分ける必要はありません。どちらも同じ意味で使われることが多いです。

Q2. URLを短くすることはできますか？

A2. はい、URL短縮サービスなどを利用することで、URLを短くすることができます。ただし、短縮されたURLは、元のURLがわかりにくくなるため注意が必要です。

Q3. URLに日本語は使えますか？

A3. はい、URLに日本語を使用することができます。ただし、ブラウザやサーバーによっては正しく表示されない場合があります。URLに日本語を使用する場合は、エンコードと呼ばれる処理が必要になります。

その他の参考記事:jquery url 取得