HTML Inputタグについて
Inputタグの定義と使用説明
inputタグは、ユーザーがデータを入力できるインターフェースを提供するためにHTMLで使用されます。フォームの一部として広く使用され、テキストボックス、パスワードフィールド、ラジオボタン、チェックボックスなど、さまざまな種類の入力フィールドを定義することができます。
ブラウザのサポート程度
ほとんどのモダンなブラウザはinputタグをサポートしています。具体的には以下の通りです：
| ブラウザ | サポート状況 |
|---|---|
| Google Chrome | 完全サポート |
| Mozilla Firefox | 完全サポート |
| Microsoft Edge | 完全サポート |
| Safari | 完全サポート |
| Opera | 完全サポート |
対応する属性
inputタグには非常に多くの属性があり、主要なものは以下の通りです：
type- 入力フィールドの種類を指定します（例: "text", "password", "email", "radio", "checkbox" など）。name- 入力フィールドの名前を指定します。フォームデータ送信時に使用されます。value- 入力フィールドの初期値を指定します。placeholder- 入力フィールドにヒントとして表示されるテキストを指定します。required- 入力フィールドが必須かどうかを指定します。readonly- 入力フィールドが読み取り専用であることを指定します。
対応するイベント
inputタグには多くのイベントが存在し、主なものは以下の通りです：
onchange- フィールドの内容が変更されたときに発生します。oninput- フィールドの内容が入力されるたびに発生します。onfocus- フィールドがフォーカスされたときに発生します。onblur- フィールドのフォーカスが外れたときに発生します。
コード例
以下は基本的なinputタグの使用例です：
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Inputタグの例</title>
</head>
<body>
<form action="submit_form.php" method="post">
<label for="username">ユーザー名:</label>
<input type="text" id="username" name="username" placeholder="ユーザー名を入力" required>
<br><br>
<label for="email">メールアドレス:</label>
<input type="email" id="email" name="email" required>
<br><br>
<label>性別:</label>
<input type="radio" id="male" name="gender" value="male">
<label for="male">男性</label>
<input type="radio" id="female" name="gender" value="female">
<label for="female">女性</label>
<br><br>
<input type="submit" value="送信">
</form>
</body>
</html>関連Q&A
Q: 値をデフォルトで設定するにはどうすればよいですか？
A: value属性を使用してデフォルト値を設定できます。
Q: 入力フィールドを必須にするにはどうすればよいですか？
A: required属性を追加することで入力フィールドを必須にできます。
Q: フォームが送信されたときにイベントをキャッチするにはどうすればよいですか？
A: onsubmitイベントハンドラーをフォームタグに追加してイベントをキャッチできます。